めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

異修羅Ⅲ絶息無声禍(珪素著)の感想

凄まじかった。

異修羅III 絶息無声禍 (電撃の新文芸)

異修羅III 絶息無声禍 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2020/08/12
  • メディア: Kindle
 

なんですかこれ。すごすぎてなんも言えないんですけど。語彙が木っ端微塵なんですけど。でも頑張って感想書こうと思います。

 

まずは「本物の魔王」がやばいっす。

どうやら我々の暮らすこの世界は滅ぼされているようです、あんな清楚なお嬢さんに。

昔の勇者たちが魔王に立ち向かった結果がものすごかったです。容赦ない。なにこれ残酷すぎる。

そしてツーちゃん何者なの。わからない……これは読解力が足りないからだと思うのですが。

異修羅の世界において、魔法に相当する技術は詞術って言うんですが、ツーちゃんは完全に魔法なんですよね……。

 

それからトロアさんが最高すぎた。ミジアルくんと組んで頑張ってる様子がいいです。ミジアルくん怖いものなしだな(そういうキャラクターなので)。

トロアさん、戦いながら2巻のメステルエクシルくんとの戦いを思い出す様子がたまらんかったです。最高。

それからサイアノプさん、お前喋るの?!って思いましたね。サイアノプさんものすごいダークホースかもしれない。強い……!いわゆる追放主人公みたいな設定なのですが、しかしその過去がとんでもない。サイアノプさん、頑張ってほしい。

星馳せアルスくんも良かったですね……ハルゲントさんの過去のチラ見せがたまらない。アルスくん好きです。異形の修羅って感じで。二つ名が「星馳せ」ですよ。カッコいい。

ルクノカさん強すぎるでしょうよ、全員最強のこの作品においてもそれでも最強。でもルクノカさん、頭の中で伝説のポケモン的ビジュアルで再生されてしまう。アルスくんとかもそうなんですけど。

それからシャルクさんの骨ネタがいいですね……シャルクさんも好きです。というかこの作品に出てくる修羅のみなさん、みんな好感が持てます。ちゃんと闘う理由があるんですよ。ただ修羅が修羅場ってるだけじゃないですね。

 

いやあそりゃ「このラノ」1位取るわ……としみじみ納得しました。そしてこのラノ投票の時期に「絶対に打ち切らせてはいけない」って盛り上がってたの深く納得です。ここで打ち切りになったらメステルエクシルくんの活躍が見られないじゃないか!!

陰謀パートがドロドロしてるのもたまらないし修羅パートがひたすら熱いのもたまらない。来月の新刊が楽しみです。

よし、ようやく去年の「このラノ」のインタビューが読めるぞ。ははははは!!

 

お正月にまとめて買った本のストックが残り一冊になりました。面白かったら感想書きます。

異修羅Ⅱ殺界微塵嵐(珪素著)の感想

すげえとしか言いようがないものを読んだ。

異修羅II 殺界微塵嵐 (電撃の新文芸)

異修羅II 殺界微塵嵐 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: Kindle
 

とにかく凄まじい。パワーが違う。全力で攻めてくる。全てが最強で最高だ……。

 

まず言っていいですか。

メステルエクシルくんかわいい。メステルエクシルくんかわいい。大事なことなので二回言いました。

キヤズナを「かあさん」って呼ぶのがかわいいし楽しそうに戦ってるのがかわいいし喋りかたがかわいい。全てがかわいい。まあ中身は修羅そのものなんですけど。いま流行ってるモルカーとか錆ビスのアクタガワに通じるものがあるぞ。いやモルカーもアクタガワも喋らないけど……。

メステルエクシルくん、間違いなく推し修羅になりました。最初の推し修羅のヒグアレさんが亡くなってああこれは推しが死ぬタイプのラノベかあと思って覚悟して2巻読み始めたんですけど、メステルエクシルくんは簡単には死ななそうで心強いです。メステルエクシルくんがんばえ〜。

メステルエクシルくんが闘う目的を見出した瞬間が最高でした。素晴らしい。

あとリナリスちゃんやばいっすね?!清楚吸血鬼とかドツボっすよ。メレさんも豪快でよいですね。クウロくんは可哀想で好きです。ルクノカはチラッとしか出てこないけどほんとに最強ですね……。トロアさんはカッコイイ。

 

というか微塵嵐というものが生き物、というか神ってやばくないですか。気まぐれに人間を滅ぼして遊ぶ神とか、ラノベのやばいやつ感抜群っすよ。それすらぶっ倒す修羅のみなさんマジ修羅。

しかもただ修羅が修羅場ってるだけでなく国家の陰謀によって動いているとかすごすぎる展開。修羅じゃない陰謀パートのキャラクターを上げるとミジアルくんが個人的に好きです。黄都二十九官、曲者揃いでよきですね。

灰髪の子供の正体も気になるよ〜。こわいよ〜。

 

これ、午前中になんもしないのもなーとなんとなく読みはじめて、気がついたら半分まで読んでました。それからいったん時間を置いて、続きが気になって夜に一気に読破しました。

ヤバいやつしか出てこない正真正銘の最強ライトノベルでした。これまたしてもコスパが良すぎる。アニメが観たいです。アニメになったらメレさんと村の子供のやりとりはカットされるんでしょうか。

でもアニメにしたら複数のストーリーが複雑に絡み噛み合ってできてるこの作品の良さを表現するのは難しい気がします。ここがここにつながるのかー!という驚きとか。

アニメになるならメステルエクシルくんは超かわいい女性の声か超低い男性の声かの二択だと思う(両極端)

 

とにかく面白かった!続きも頑張って読みます!

パワー・アントワネット(西山暁之亮著)の感想

はい。これを読みました。

パワー・アントワネット (GA文庫)

パワー・アントワネット (GA文庫)

 

 このあいだ本屋さんで豪遊してきたんですけど、そのときうっかり買ってしまった本です。興味本位というやつですね。また電書になってますが、紙の本を買ってきました。

で、読んでみたら、ハチャメチャに面白かったっス。

 

まずはいきなりマリー・アントワネットがギロチンをぶっ壊してくれます。清々しい。筋肉と書いてフランスと読む世界ですよ。すさまじい。とにかく文字通りパワーで押し切った感じです。しかもそれが面白みになっているんだから困る。

とにかくマリー・アントワネットが筋肉無双するお話なんですけど、ここまで筋肉無双されると面白すぎて「ぴぎゃー!」ってなります。

敵である革命軍がステロイドで強化されてるとか設定が面白いです。「高潔なる筋肉義務」と書いて「ノブレス・オブリージュ」と読ませたり、「ゴリ押し」と書いて「シャンゼリゼ」と読ませたり、ムキムキのマリー・アントワネットエッフェル塔やら凱旋門やらのモデルになってるとかいう謎設定があったり、ウィーン訛りが広島弁だったり、ホント書き出してみるとなんじゃそら?!?!の連続なんですけど、それがハチャメチャに面白いです。一気読みしちゃいました。

わりとサクサク読みやすいお話ですし、ストーリーもシンプルなんですけど、小技がなかなかキレキレに効いていて、とても面白かったです。しかもなんと最後には参考文献リストがあるんです。このカオスなお話を書くのにすっごい熱意がこもっていたことが分かってわたしゃ感動しましたよそりゃ。

キャラクターも立っていてみんな可愛いです。マリー・アントワネットはもちろん、処刑人のサンソンくんちゃんが可愛いし、仕立て屋のローズ・ベルタンはパリピだし、スパイのシュヴァリエ・デオンちゃんは肝心なとこで抜けてたりして面白いです。デオンちゃんについては敵方が「ばっかも~ん! それがデオンだ!」というシーンがあって、元ネタ……となりました。あとフェルセン!「脳筋」と書いて「インテリ」と読ませるキャラクターってどういうことですか。チェスト!

クライマックスに見せかけたデュ・バリー夫人とマリー・アントワネットの一騎打ちはなかなかに熱く最高でした。まさにクライマックス!とおもいきやまだまだいろいろあるんですよ。終盤の盛り上がり方、筋肉の奇跡のすさまじさよ。筋肉こそ正義。いやフランス。

ネタに見せかけてとてもとても面白かったです。続き出るのかな。出るなら読みたいけどそもそもこれ続けられるのかな。単巻で完結なのかな。いちおう書籍情報のアプリ登録しとくか。

 

とにかくハチャメチャに面白かったです。一気読みしても疲労感薄くてとてもスッキリした気分です。オススメです。

あけまして2021とドラえもん大長編の話その8

あけましておめでとうございます(盛大に遅刻)。

今年もよろしくお願いします。今年一発目の読書感想です。

これ初めて読んだやつでした。あらすじは調べてくれ。

ドラえもんが敵に捕まって壊れてしまって、宇宙のどこかの海底に沈んでいるのをスペアポケットから助けるんですけど、スペアポケットを見てしずかちゃんが「パンツ?」って言うのがおかしいです。

お話はこれまた深い展開でして、ロボットと人間の社会の話なんですが、F先生ロボットに支配された世界好きだな……と思いました。鉄人兵団しかり。SFの王道なんですね、システムに管理された世界……。

 

つぎ!

今度はファンタジーですね。例によってあらすじは調べてくれ。これも初めて読みました。

のび太くんは寝て夢を見るのがとことん好きだなあ……と思うと未来には見たい夢を見られる機械があるんですか。素晴らしい。欲しい。

「バームクーヘンマン」っていう夢のカセットがあるみたいなんですが、バームクーヘンマンもお腹の減った子供に顔を分けてあげるんでしょうか。

で、のび太くんたちは夢の世界と現実世界の混じり合う不思議な冒険をするんですが、しずかちゃんがお姫様に配役されているのに冒険に飛び出すあたりがとてもよい。しずかちゃんは守られるだけの女の子じゃないという。

あと道中で竜と戦うんですが、西洋風の世界だというのにどう見ても十二支の竜だ。のび太くんの優しさが遺憾なく発揮されていてよいですね。

究極の夢オチなんですが、夢オチだとしてもその前提がしっかりしていれば夢オチにならないんだなあ。勉強になりました。

 

これも読んだ。

これは子供のころ読んだ記憶があるのですが、地底世界がこんなにしっかり描かれていたのかとびっくりしました。

夏休みの宿題に地球を作って観察するってスケールがでかい。これを宿題として提出できるということはドラえもんはもう学校にも認知されているわけですか。

地球を作るひみつ道具は他にもあった気がしますが、ビッグバンから始まる宇宙創世はスケールが大きいですね。のび太くんたちにそっくりな人がチラホラ出てきて時代が進むのが大変面白い。いけにえの娘……。

しずかちゃんが宗教戦争に心を痛めているのがとてもいい神様って感じします。

 

とまあこんな感じでしょうか。大長編ドラえもんはストーリーの構成が巧みで面白いです。

 

今年もゆるゆる頑張ります。

2020年の読書を振り返る雑記

はい。暮れです。大寒波です。去年は暖冬だったので雪になれてなくてヤベェです。

ことし読んだ本(漫画、絵本・再読含む。雑誌は基本的に含まないが同人誌は含める)はきょうの時点でちょうど200冊です。あした毎年恒例の「大晦日筒井康隆」をやると思うので201冊でしょうか。

特に印象に残ったものをピックアップしていきます。ランキングはめんどい。

 

まずはこれですかね。

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

 
三体Ⅱ 黒暗森林(下)

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

 

しゅごかった。中華SFやべえを見た。面白かったなあ。

それから子供のころエッセイを夢中で読んでいたC.W.ニコルが亡くなって、それがきっかけでこれ読んだんですよね。

勇魚(いさな)〈上巻〉

勇魚(いさな)〈上巻〉

 
勇魚〈下〉 (文春文庫)

勇魚〈下〉 (文春文庫)

 

あれ、単行本と文庫になった。大河ドラマみたいに壮大な幕末の物語でした。

 

あとラノベですと「七つの魔剣が支配する」シリーズを開拓して既刊に追いついたこと、「異修羅」を読み始めたことが印象深いです。もちろん、

これも最高でした。もうずっとついていきます。

ただ「空飛ぶ卵の右舷砲」とか「青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる」とか「ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?」の新刊出なかったのは残念かな……。待ってます。

 

漫画も、「映像研には手を出すな!」とか「SPY×FAMILY」を開拓できたのはすごい成果だと思います。あと「ドラえもん」のコミックス集め出したのも今年ですね。来年もコツコツドラえもん集めようと思います。

 

他に面白かったのが、

とか、

とかですかね。こういうの面白いです。

 

絵本だとナンバーワンはこれですね。

ねこは るすばん

ねこは るすばん

  • 作者:町田 尚子
  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: 大型本
 

事あるごとに文章を思い出す味わい深い絵本でした。うむ、これぞプロのわざ。

 

というわけで面白かった本でした。来年もモリモリ読んでモリモリ更新します。よろしくお願いします!

SPY×FAMILY6巻(遠藤達哉著)の感想

ことしの感想文投稿はこれで最後かな。

SPY×FAMILY 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

SPY×FAMILY 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

なんで電書しか出てこないのか。紙で買ったわい。

相変わらずハチャメチャでオマケぎっしりの最高なやつでした。夜帷ちゃんキレキレだな!!

 

今回は紛争の火種になりかねない情報の隠された名画を入手するため闇賭博テニスに黄昏と夜帷ちゃんが挑むお話と、アーニャとベッキーのお買い物の話でした。

夜帷ちゃんずっと黄昏を好きだということばかり考えてるの面白いです。完全なるストーカー気質。そしてテニス大会がひどい。ゴム弾銃とか完全にアウトな方法使ってくるw

しかもめちゃめちゃ頑張ったのに手に入った名画の情報ってのがね……大草原不可避でした……。

でもそこに紛争の火種がなかったことにホッとするスパイ組織、ものすごいプロだ。カッコいい。

あとヨルさんvs夜帷ちゃんのテニス対決もすごかった。ヨルさんの常人離れした戦闘力よ。ヨルさん基本的に脳筋なんですけど優しさと思いやりに溢れた脳筋なんですよね……。

やっぱりフォージャー家はロイドとヨルさんとアーニャとボンドの3人と1匹が最良なのだなあと思います。

 

それからアーニャとベッキーの買い物が楽しそうで面白いです。ベッキーのばあや素敵。そしてデパート貸し切りにしちゃうベッキーのおうちヤバい。

そして二人の買ったキーホルダーがまさかの伏線で最後につながりました。てゆかキーホルダーの値段!!!!

学校の懇親会でダミアンが父親ドノバン・デズモンドに会いたいと思って連絡したのを利用して、黄昏がコンタクトを取ることを試みるんですけど、そのシーンにキーホルダーがうまく使われてて、なるほどうまいなあと思いました。

あとダミアンかわいそうすぎる。優秀な兄の影になってたんですね。父親に会うことすら難しいくらい愛されていない。可哀想だ。

 

あとオマケとかカバー下とかやっぱり細かいとこが面白いです。ボンドはフランキーをなんだと思ってるんだ。

それから帯にあった(というかツイッターで見た)アーニャおともだちプロジェクト、すごくいいなと思います。こういう時代ですし。

 

そういうわけでとてもよき読書でした。

ちなみにいつものTSUTAYA、小説の文庫本はなかなか棚に並ばないくせに、この漫画は当たり前みたいな顔して(??)平積みになってました。特典のブックカバーちょっと欲しかったんですけど、有人レジが死ぬほど混んでたので諦めました……。だいいちブックカバー使わないし……。

 

明日あたり今年の読書を振り返ってみるかもしれない。

裏世界ピクニック5 八尺様リバイバル(宮澤伊織著)の感想

楽しみにしていた裏世界ピクニック5巻読みました。

なんで電書になっちゃうんだ……ふつうに紙の本買ったんですが。

きのうパソコンを起動したらアップデートがうんたらって出てやることなくなっちゃって、その間読んでたんですが、最高オブ最高でした。

ラブホ女子会の話めちゃめちゃ楽しかったです。空魚ちゃん、酒は飲めども飲まれるなだぞ……みんなですっぽんぽんになって踊ってたって酒の力は恐ろしい。

次のお話は鳥子ちゃんがいかに空魚ちゃんに執着しているかがチラチラ見えてすごかったです。挿絵の迫力がやばい。これが巨大感情というやつなのか……。

鳥子ちゃんが通う大学を選んだ動機がなんとも悲しいです。空魚ちゃんはやりたいことがあって大学を選んだのに、鳥子ちゃんはそういう「夢」とかがこれといってない人生を生きてきたんですね。

マヨイガのエピソードも興味深い。まさか裏世界で暮らしている人間がいるとは。空魚ちゃんのチャイナロリと鳥子ちゃんの王子様スタイル、想像するだに似合ってそうでたまらない。あとその肉は食って大丈夫なん……?

最後の話はなかなかおぞましくてたまらんやつでした。空魚ちゃんと鳥子ちゃんの助けた子供、大丈夫なんでしょうか。明らかにおかしくなってるんですけど……。

 

とにかく今回もむちゃくちゃ面白かったです。鳥子ちゃんの内面とかホントに裏世界でピクニック(ただし銃器を持ってですが)してる感じとか。

わりと日常回って感じですね。面白いです。アニメ化もジュニア版も納得です。ジュニア版、子供のころ裏世界ピクニックを読んで性癖を歪められる子供さんが続々出てきて新しい文学を生み出してくれるんだろうなと思うと楽しみです(悪い人間の考え方)。

アニメ版はふだん使ってる動画サービスで見られるのかな……ダメならニコ動の垢また作るしかないか……。

 

というわけで大変よい読書でした。面白かった〜。キャラクターの関係性がとてもよい。

余談ですが、わたしの住んでるとこだと発売日翌日でないと本を買えないのですが、発売日翌日に本屋に行ったらまだ棚に並んでなくて、店員さんにバックヤードから出してきてもらったんですけど、「きょう発売なので」と盛大な嘘を言われました。いや田舎の本屋にそれを期待すんのが間違いなんだけどさ……。

その本屋売れる本しか置いてないので、裏世界ピクニック4巻発売のときはなかったんですよね。アニメ化で入れたな、と思ってます。

 

とまあこんな感じでしょうか。

裏世界ピクニック、安定して面白いです。オススメです。

異修羅Ⅰ 新魔王戦争(珪素著)の感想

お久しぶりです。ブログをサボっていましたが今年もラストに向けてがんばります。

きょうはこいつです。

異修羅I 新魔王戦争 (電撃の新文芸)

異修羅I 新魔王戦争 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2019/09/17
  • メディア: Kindle
 

べ、別にこのラノで一位だったから買ってきたんじゃないからね?!(嘘です、このラノで一位だったので財布の紐を緩めました……)

このラノ投票開始のちょっと前に、Twitterの某フォロワ氏が面白がっていたので気になっていたのですが、しかし大判ラノベって高いっすね……薄めのハードカバーみたいな値段やんけ。最初「電撃の新文芸」というのがただのデビュー枠の名前だと思っていて、書店の電撃文庫のコーナーで「異修羅って背表紙何色なんだ……見つからぬ……」ってなってたんですけど、調べたら大判で「あっ」と小林製薬になってました。で、このラノで一位になってるってことは値段に見合う面白さなのだな??と思って買ってきました。

 

で。読んでみたら、コスパ抜群だったっス。

すごい、全編ぶっ通しで修羅だ。いろんな最強によるガチバトル。最強のベクトルがみんな違うのすごいな……。みんなイカれてて最強で、誰が勝つかわからないヒリヒリ感。このラノ一位は伊達じゃなかった。

ただキャラクターの名前がやや覚えづらいのがちょっと大変でした。まあそれはわたしの頭が悪いんだが。とにかくすげえ量の修羅が出てくる。これ名前一覧表欲しいな……。

とにかく熱がやばいバトルがやばい、語彙が粉砕される。登場する修羅の皆様も人間だけでなくワイバーンとかスケルトンとか蜘蛛型戦車とかマンドレイクとかエルフとか天使とか、とにかくバラエティがすごい。カツカレーに味噌ラーメンと大トロの刺身といちごパフェがついてきた感じ。それでめっちゃ美味しい感じ。

主人公はだれ、と決まってないのもいいですね。続きが気になる!今月は予算がない!!

トッポ並みに初めから終わりまで修羅ぎっしりでした。面白かった〜!!

 

言語化が難しい方向の面白さでした。これも全編「やべー!すげー!やべー!」のやつ。

笑えるシーンがソウジロウのジャージの描写くらいで超シリアスだったんですけど、ここまで全員に暴れられると笑いとかって別になくていいかなと思ってしまう。すごいぞこれは。

個人的にヒグアレさんが好きでした。素直。

あとがきが何故かおいしいカルボナーラの作り方なのが面白かったです。

 

きょう(2020/12/21)の昼ごろから読み始めて、夕方に読み終わりました。大判ライトノベルは文庫よりボリュームがありますね。

続きが気になります、頑張って読みたいと思います!

 

次は裏世界ピクニック5巻の感想になりそうです。それでは。

おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓(つるみ犬丸著)の感想

最近いい感じな読書が続いております。

つるみ犬丸先生のお料理小説はおいしい。ひたすら「う、うめぇ(文章が)」ってなってました。

人間関係のとても奥深い物語でした。ラストは納得しかない。幸せな終わり方でした。

 

そもそもつるみ犬丸先生は大昔デビュー前にツイッターで相互フォローになりまして、すっごい気軽に「つるみさん」と言ってわちゃわちゃしてた方なんですよ(ちょっと自慢)。そういうわけでそのつるみさんが本を出される!となったころからずっと追っているんですが、今回は「えっ、これがかつてワナビ仲間してた人の文章……??このうまさはどういうことだ……????」となるやつでした。

描写がとても丁寧でイキイキしていて、しかもすごく読みやすい。すごくいい文章。

 

お話は最愛の妻を亡くして店をたたんだ若い板前・秋宗が、つぶれかけのおにぎり屋さんを営む若い女性の桜子さんと、その血縁のない子供である夏樹くんと出会い、それがきっかけでそれぞれの人生が変えられるお話でした。

その登場人物がみんな魅力的でして、深い過去をしっかり掘り下げて書いてあります。とてもリアリティのある造形でした。

で、話のキーであるおにぎりがこれまたおいしそうなんですよね。ディップおにぎり食べてみたい。日本酒BARシリーズの料理も美味しそうだったんですけどこちらもなんともいえずおいしそうで、いいなあ……となりました。

 

人間の繋がりってすごく多様だし多様であっていいのだ、という内容にしみじみします。主人公が亡くなった奥さんの夢を見るシーンや、こういうときどう思うのかな、って考えるシーンで、主人公の成長が描かれていて、とてもよかったです。

夏樹くんとその実の父のエピソードも、なんというかじんわりしたんですよね。夏樹くんの実の父は思い切りルール違反をしてるんですが、その気持ちも分からないわけじゃないっていうのがせつない。

あと夏樹くんは小学生にして弁慶を知っていたので、つるみ犬丸先生の別名義、りょくち真太先生の名作・戦国ベースボールの虎太郎くんよりかは歴史に興味があるようですw

 

とにかく面白かったです。顔の落書きのシーンめちゃくちゃ笑いましたし桜子さんの涙のシーンは胸に迫ります。すげー。つるみ犬丸先生すげー。早くその後ろを追いかける書籍化作家になりたい。

シリーズ続かないかな〜。おにぎりの無限の可能性よ……。

すごくよいお話でした。これはもう今年の読書ランキングの相当上に食い込むのでは。

 

さて、一緒にこのラノも買ってきたんですが、いつ読もうかしら。あつ森もサンクスギビングだしやることたくさんだなあ。

 

次はなにを読もうかな。

銃夢火星戦記7(木城ゆきと著)の感想

やっと出た。長かった〜!!待ってたよ〜!

確かずっと前に実写映画「アリータ:バトル・エンジェル」のことを書いたと思うんですけど、それの原作「銃夢」シリーズの最新作にあたります。

6巻が出たのが映画公開前なので丸2年待ったわけです。ストーリーを忘れていたので読み返したりもしたんですけど、6巻までを簡単に説明する言葉が見つかりません……。

主人公のサイボーグ少女陽子(のちのガリィ)の出生の秘密はゾワッときますし、陽子とその親友エーリカの状況の過酷さは尋常じゃないです。とにかくやべえ漫画です。気軽に薦めるにはシリーズもめちゃめちゃ長いですし(第一作で映画の原作になった「銃夢」は新装版で5巻、第二作「銃夢last order」は12巻……)、みんな読んで!面白いから!って気軽に叫べないボリュームです。

でもわたしこの漫画すごく好きなんですよ……。中学のころ叔父上の部屋で第一作を見つけてショックを受けたんですよね……。

 

では本題に入ります。

この巻では陽子とエーリカは自分たちを守ってくれた用心棒に渡されたメモを頼りに「カオフマンのクアン」を探します。で、デジャー・ソリスという街にたどり着きます。

エーリカの賢さがすごいんですけど、エーリカは基本的にとても悪い子なんですよね。ずる賢いというか機転が効くというか、陽子を守るためにそうなった感じです。

陽子とエーリカはデジャー・ソリスの通風ダクトに住み着いて、「カオフマンのクアン」を探しますが、ユニエという女の子に見つかって街のリーダー、ビッグマダムに会います。カオフマンのクアンが牢屋に入っているはずだ、とエーリカはいうのですが実は既にカオフマンのクアンは牢を抜けて兵士と入れ替わっていました。

 

で、カオフマンのクアンは「機甲術者」でした。この「機甲術」というのは第一作一巻から登場するヤベェ格闘術です。そいでカオフマンのクアンの凄まじいバトルシーンが描かれます。バトルシーン久々でめちゃめちゃ嬉しかった……というかそもそも刊行が久々なんだった。

これ、カオフマンのクアンが陽子とエーリカに機甲術教えるのかな……?!そして少女ふたりは兵器になるのかな……?!楽しみだ……!(いやそれ楽しみにしていいのか?)

とりあえずカオフマンのクアンは陽子とエーリカを迷惑がっているんですが、今後がとても楽しみです!!

 

ていうか銃夢シリーズ、本当に完結するのかな……。この7巻も一回発売が延期されたんですよね。まあ乗りかかった船だ、完結まで追いますとも。

この7巻、発売日当日までAmazonに書影が出ないというハラハラ展開で、発売日にツイッター検索して「本当に出てる!!夢じゃなかった!!」ってなったんですよね。

新章突入で期待感はとても高いです。続き、ちゃんと出るといいなあ。

 

とにかくとても面白かったです。やっぱバトル漫画はよい。あと今回もヤベェサイボーグ女出てきて嬉しかった。

 

次はつるみ犬丸先生の最新作かな。このラノも買わなきゃ。

戦国ベースボール 夢の球宴!地獄オールスター!!(りょくち真太著)の感想

とても面白く楽しみに読んでいたシリーズがついに完結したでござる。

まるで大河ドラマの最終回を観る気分……すごいなあこれは。5年間で20冊シリーズってどれだけの人に愛されたんでしょうか。

 

心のなかでは完全にレジェンドに君臨してるシリーズですけど、それはやはり「歴史」と「野球」という深いもの同士の融合が大きいのだと思います。前の巻のときも言ったかな。

今回はオールスターゲームで、主人公の虎太郎くんは信長と敵味方に分かれて戦うことになるのですが、敵も味方もはちゃめちゃにクセが強い!!想像以上にクセが強い!!

真田幸村は渡し賃を払い忘れてて戻って払いにいくとか徳川家康のしかみスタイルの挿絵とかはちゃめちゃすぎる。あと地獄のアンパイアが果てしなくガバガバなのおかしいw

すごい必殺技が続々と出てくるこのノリがすごい!!上杉謙信のもうモテないやつおかしい!!秀吉の刀狩でナポレオンの不良品の辞書を取り上げるとかどこまではちゃめちゃなのこれ!!

 

ずっと笑ってたんですけど、虎太郎くんの成長が眩しくてとてもよいです。よい野球少年だなあ。

今回は「勝てないのに努力する意味はあるのか?」というわたくしラノベワナビにもぶっ刺さる内容でした。結果だけじゃないのですよ。努力してきた「歴史」なのですよ……(今年の投稿作すべて一次落選という現状から目を逸らす)。

最終巻のテーマである「努力してきた『歴史』」と、このシリーズでずっと扱ってきた「歴史」がかかってるの熱くないですか。熱いですよね、さあ読もう(強引な布教)。

 

なんというか読んでいてメラメラくる作品でした。自分も頑張らねばと決意を新たにする吉宗であった。

でもぜんぜん押し付けがましくないし読んでて素直に興奮できる内容とギャグの連発は見事としか言えないです。ああ笑った。

土方歳三に追いかけられる徳川吉宗を見られるのは戦国ベースボールだけ!しかしここだけ切り取るとなにごとか分からない!!!!

ダジャレと秀吉のおサルネタが激しい。折り返しの四コマ漫画が今回も秀逸、そしてなぜ出てくる明智光秀!!!!

 

マジで大河ドラマの最終回でした。最後虎太郎くんが帰る時縁起でもないことを次々いう歴史上の人物のみなさんマジ歴史上の人物。

そして信長はやはりカッコいいです。最後まで虎太郎くんを導く人だった。虎太郎くんが現実に帰ってきたときもとてもよかった。

 

素晴らしいものを書いてくださったりょくち真太先生、ありがとうございました。イラストのトリバタケハルノブ先生も、最後までかっ飛ばしたイラスト嬉しかったです。

とにかくシリーズ全て最高でした。面白かった〜。でも終わりだと思うとちょっと寂しいです。

 

次は銃夢火星戦記の感想かなあ。それでは。

スーパーカブreserve(トネ・コーケン著)の話

とてもよいものを読んだ。

いつもの文庫版貼りたいのに電書貼っちゃうやつ。本屋さんで文庫を買って読みました。帯のアニメ化情報がめちゃめちゃにうれしい……。

 

今回も小熊ちゃんが超ワイルドでした。楽しい。ワイルド小熊ちゃんかわいい。

このライトノベルのすごいところはかわいい女の子がバイクと楽しく生活する話に見えて超硬派なバイク小説なところなんですけど、短編集のこの巻もそのいつものやつを踏襲していてすごくすごく熱かったです。

「助けておやっさん」のくだりはホンダファンの家族に説明したらややウケ程度ですが面白がってもらえました。本田宗一郎っておやっさんなんですね……。

あと椎ちゃんちのクリスマスとかレクサスの女と食べた中華料理とか飯テロがすごかったです……アイスバインとか鶏肉のカシューナッツ炒めとか食べてみたい……。

解体屋の棒人間のエピソードもなかなか熱いなあと思いました。アイヌの少女のエピソードはなかなかに重い。でも結果楽しくやってるからいいかな。

 

小熊ちゃんはカブに巡り会えて幸せなのだと伝わってくる文章なんですけど、小熊ちゃん自身が過剰に喜ばないハードボイルドな性格をしていて、淡々と展開されるのがすごくいいです。

小熊ちゃんはパッと見「かわいそうな境遇の子」なんですが、自分で自分をかわいそうがらないのがカッコイイです。小熊ちゃんにはカブがあるんですから。

乗り物を手に入れるとかかるコストや技術の話がすごくリアルでよいです。勉強になります。こういうのって維持費すごいんですね……それをまかなうためにバイク便のアルバイトをするっていうのもマッチポンプな気もするのですが、小熊ちゃんはカブで修学旅行バスを追いかけた子なので、本当にカブが好きなのだという明確な動機を示した上での描写ですごいなあと思います。

そもそも修学旅行バスをカブで追いかけるとかカブで桜前線に向かうとかカブで富士山登るとかこの子らやばすぎるでしょうよ……ワイルドすぎる……。それを文章にしてしまう勇気よ……わたしなら無難に面白くもクソもない展開しか書けないよ……。

 

でもってイラストが素晴らしいのですよこのライトノベルは。

なんだろう、すごく可愛らしいのにすごく色気がある。礼子ちゃんセクシーすぎる。

というか礼子ちゃん自転車乗れないの面白かったです。

 

三十代の目標として「原チャリと免許を手に入れる」をかかげているわたくし氏ですが、果たしてこんなに手間のかかるものが扱えるのだろうか……でもフィクションとはいえ高校生の小熊ちゃん礼子ちゃん椎ちゃんが乗ってるしな……などと考えながら読みました。

乗り物にはロマンが詰まってますねえ。すごい車やバイクに憧れる気持ちがなんとなく分かりました。

続きの大学生編あるのかな。楽しみです。

 

次は何を読もうかしら。

七つの魔剣が支配するⅥ(宇野朴人著)の感想

うひゃー、すごすぎて語彙が魔に飲まれた……。

七つの魔剣が支配するVI (電撃文庫)

七つの魔剣が支配するVI (電撃文庫)

 

すごかったです。でもこのラノベすごい勢いで人死にが出るね?!?!

 

今回は生徒会選挙と箒競技と謎の転校生の3本立てでした。

生徒会選挙、ゴッドフレイ先輩の後釜を狙う候補がやばい。レオンシオ先輩やばい。なにこの突如勃発するBL展開……。いやラブじゃないけど……。

そしてミリガン先輩まで立候補してしまうとは。ミリガン先輩、一巻であれだけ暴れたのにすっかりよい先輩になってしまった。いやマッドなのは変わらないけど。

 

で、箒競技が生徒会選挙に利用される展開、なんとも言えず不穏でいいね〜って思いました。あと箒競技の実況をしている生徒が面白いw

今回はアシュベリー先輩の物語が中軸だったんですけど、アシュベリー先輩かっこよすぎてつらいです。アシュベリー先輩は生まれたときから「箒競技の最速記録を出す」という目的で育ったというこれまた重たい展開。箒競技の最速を叩き出したら体が耐えられず死んでしまうというこれまた重たい展開。しかしそこにはモーガン先輩という素晴らしい相棒がいて、挿絵見て涙腺緩みましたよね……。

というか箒競技のシーンの描写がすごくよくできてて、ハリポタのクィディッチを思い出しました。

 

謎の転校生ユーリィのほうは初見「う、うさんくせ〜〜!!」って感じでして、しかし最後に明かされる正体に痺れました。ヒェッ。

オリバーたちがユーリィに抱いた印象が、ある意味ではすごく正しいんですよね。怖いわキンバリー。

 

あとエンリコ先生、自分が死んでも授業が続行できるように自分の意思をインプットしたゴーレムを作っておく、って、果てしなく銃夢のステレオトミーじゃないですかそれ。

先生がたがエンリコ先生やダリウス先生を殺した人間を炙り出し始めるヒリヒリ感がやべえです。ホント殺伐としてるな!!

 

というかオリバーがかわいそうです。前巻ラストの行動のせいで体がおかしくなってしまう、寿命が削れてしまう。オリバーには幸せな人生を歩む権利はないのだろうか……。

いや、仮に幸せな人生があったとしてもオリバーはそれをよしとはしないでしょう。オリバーは目的のために生きている。それを叶えるなら命なんて惜しくないですよね、オリバーは……。

 

今回はナナオちゃんの出番がいっぱいあって嬉しかったです。でもオリバーをもっと推したいなあ。オリバーはきっと幸せなんて望まないですけど、オリバーにだって彼なりのよい人生を送ってほしい。

あとトゥリオくん。トゥリオくんの人望のなさ大好きです。みんなに怪しまれているw

 

とにかくすごく面白かったです!まとまった感想の書きやすいラノベだなあと思います。そこが流行った理由でしょうか。プレゼンしやすいですもんね。

これでようやく追いつきました。新刊楽しみだな〜〜!!ビスコと同じタイミングで出るのかな〜〜!!

 

次はなにを読もうかな。

七つの魔剣が支配するⅤ(宇野朴人著)の感想

はい。

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

  • 作者:宇野 朴人
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 文庫
 

読みました。今回もすさまじすぎて語彙が行方不明なんですけど、とにかく面白かったので感想を書きます。

 

エンリコ先生、ずっと(銃夢のノヴァ教授の魔法使い版では)って思ってたんですけど、しかしナノゴーレム使ってきて(やっぱり銃夢のノヴァ教授では)と思ったとたんぶつけられたエンリコ先生の壮絶な過去に「ヒェッ」ってなりました。

エンリコ先生がキャハハ笑いをするのも飴ちゃん舐めてるのも理由があるとは。凄まじすぎる。ただのアレな人アピールじゃなかった……。

 

それから「異端」という新しい概念が登場して「おお……!」となりました。これだよ続きモノラノベに欲しいやつ。新しい要素がバンバン出てくるやつ。

新しい要素がバンバン出てくるといえば錆喰いビスコが毎巻新しいネタねじ込んできますけど、考えるのめちゃめちゃ大変なんだろうな〜!!

「異端」、発想がヤバすぎて震えました。神の概念をファンタジーで料理するとこうなるのかと……。

壮絶な過去がだいぶ見えてきて、ワクワクドキドキでした。すげえなあ……。

 

仲良し六人組は相変わらず楽しいんですが、今回も結構その……はい。前の巻のシェラちゃん事件の話題が出てきたりピートくんのややお色気シーンがあったりサービスに余念がねえな〜〜!!!!

カティちゃんマジ一服の清涼剤……。ガイくんも存在感増してきてとてもよい。

ナナオちゃんの出番があんまりなかったのはちょっと寂しいです。

 

オリバーの覚悟の強靭さと悲痛さがとにかく刺さる刺さる……。エンリコ先生がオリバーという存在について最期に言ったことの重みよ……。

というかエンリコ先生の死に際のシーンが美しすぎる。そもそもこの世界の魔法使い、子供に厳しすぎる……。

エンリコ先生は小さいころから「ぼくのかんがえたさいきょうのゴーレム」を書いてる人だったんですね。それに対するエンリコ先生の親の反応ときたら。

 

あとカーリー先輩!カーリー先輩〜〜!!!!(号泣)

ロベール先輩となんだかんだ夫婦善哉してるのにこのラスト!!もっと夫婦善哉見たかったよ!!レギュラーになってほしかったよ!!ええ!!

あとテレサちゃんほんとテレサちゃんでよい。超マイペース。可愛い。

 

とにかくハチャメチャに面白かったです。滅びてゆくものの悲しみを、その人物がいかに異常でも納得のいく形で美しく描くの最強すぎる。エンリコ先生の最期うるっときましたもん。あんなイカれた人なのにさあ!!

 

実をいうと、本当は水曜日くらいに読むつもりだったんですけど、来月再来月の購入予定の書籍が多すぎて、いろいろ悩んできょうななつまのⅥ巻買ってきちゃったんですよね。そっちを水曜日に読もうと思います。

面白いラノベが読めるのは幸せなことだなあ。読書は楽しい。

 

さあ次の巻も頑張って感想書くぞい。

ドラえもん(藤子・F・不二雄著)4巻・5巻の話

はい。すごく感想の書きにくい読書をしました。

ドラえもん (4) (てんとう虫コミックス)

ドラえもん (4) (てんとう虫コミックス)

 

これです。

4巻は本屋さんになかったのでAmazonで買い物するついでにポチりました。5巻は本屋さんで買いましたー。

 

まず言いたいのは、この子供向けに見える漫画が、凄まじい完成度であることです。

ちゃんと短いエピソード一つ一つに起承転結があって、しかも着地するところがデタラメに面白い。なんだこれは。星新一ショートショートに勝るとも劣らないクオリティだぞ。

それを毎月6本考えて絵にしていた藤子・F・不二雄先生の凄まじさよ。天才かよ……。

あとすごくどうでもいいんですけど、のび太くんがジャイ子と結婚してもしずかちゃんと結婚してもセワシくんに繋がるというの、最近聞いた過去を変えても未来は変わらない説ですよね。まあその説に従うとのび太くんがどう頑張っても野比家が貧乏なままになっちゃうんですが。

 

特に面白かった話をピックアップするとですね、4巻は「のろいのカメラ」がぶっちぎりで面白かったです。ジャイ子がただの悪ガキだ。あとスネ夫への反撃がキレキレでした。

それから「月の光と虫の声」な!これもラストが激しく良かったです。ドラえもん世界では強欲なものは滅びるのだ(滅びてない)。

「メロディーガス」はしずかちゃんの「ヘ長調ね」が秀逸すぎました。

「おばあちゃんのおもいで」はせつなさがすごいです。のび太くんのおばあちゃんがもし小学生現在まで元気だったらのび太くんはもっと成績のいい子だったんじゃなかろうか。

5巻の「のろのろ、じたばた」ののんびりすぎるのび太くんすごく面白かったです……東方プロジェクトの2次創作イラストでのび太くんがチルノになってたやつの元ネタだ……。

「地球製造法」のラストがすごく好きです。のび太くん潔い。

「わすれとんかち」は発想が面白くて好きです。ミステリ味ですね。

ドラえもんだらけ」、発想がすごい……。

「つづきスプレー」の背中に尺をつっこむ聖徳太子が面白いです。

「ぞうとおじさん」は「かわいそうなぞう」を幸せにしたストーリーですごくすごく好きです。あと軍人に「戦争ならだいじょうぶ。もうすぐ終わります。」「日本が負けるの。」って言っちゃうドラえもんのび太が面白すぎてですね。この時代は戦争がまだ身近だったんですね……。

 

とまあ、こんなかんじです。冒頭で「感想の書きにくい読書」と書いたのはひとつに繋がったストーリーじゃなくて短編集だからです。難しい〜〜〜〜!!

とりあえず三十代の目標その1「ドラえもんを全巻揃える」がちょっと進みました。いぇい。

 

現在いろいろ積ん読が溜まっているので今月も頑張りたい所存です。ああ〜銃夢火星戦記読まなきゃ……(来月新刊出るのにストーリーを忘れている)。

次はなにを読もうかな。