めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

銃夢火星戦記10(木城ゆきと著)の感想

 すごく面白い漫画を読んだ。とりあえず感想をば。

 やはり銃夢シリーズはやべえ漫画だ。中学のころ母氏の実家にいって当時空き部屋だった叔父上の部屋で「銃夢」を見つけて読んだときの衝撃がいまだにビリビリと口の中でしびれている感じというか。

 いちおう前の巻の最後のあたりを確認してから読み始めたのですが、クアンとジャポロのバトルが超バッチバチでゾクゾクしました。なにこれ傑作? いや傑作なんだよ最初のシリーズがハリウッドですごい映画になってる漫画なんだから……。

 いちばん面白く、かつヤベェと思って読んだのはまちがいなく陽子がナイフを手にして敵を殺しまくるところでしょうか。だって頑張って歩いてるような子供だよ? 途中でコテンってなっちゃうような子供だよ? なるほど「銃夢」や「銃夢LastOrder」でのガリィの戦いぶりを予感させるというか。子供のころからこういう人だったのだなあ、というのは納得しかないです。

 エーリカとゾーイのバトルはひたすら恐ろしくて、エーリカ死んじゃう? って思ったんですが、まさかの手段で対抗してやはりエーリカは「悪」の属性の子なんだな、と思いました。大人と戦うのに手段を選ばないのは、そうしないと生きていけないからなんだろうなと……。

 そしてヤコレワさんのバニースーツというサービスもあるぞ! さらにナース服の新キャラ・マクシモバさんも出てくるぞ!まあどっちも本性は恐ろしげな異形のサイボーグなんですけどね……。

 ここから陽子とエーリカは機甲術を学んでいくのでしょうか。そしてなにがあって別れ、なにがあって思想に辿り着き、そして「銃夢」の第一話につながるのか……たしかラストオーダーで陽子が宇宙から地球に流れ着いた経緯は出てきたのですが、それのさらなる前日譚というのはとても興味深いです。

 いやあ面白かった。SF格闘漫画といえば銃夢ですよ。バトルシーンのカッコイイことときたら。中学のころ手にとって大正解優勝でした。

 ただ個人的に刊行ペースがゆっくりめなので新刊が出てるころには前の巻の内容が薄れちゃうのが残念です。続きは来年かあ……遠い……。

 あとわたくし、いまだに「アリータ:バトル・エンジェル」の続編を待っております。大スクリーンで電が暴れるところが観たいんじゃ~。ハリウッドで解釈されたケイオスが観たいんじゃ~。

 

 面白かったです、オススメです。ただし一巻から順番に読もうね。