めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

バテン・カイトス日記 2024/3/14 帝都ミンタカ

 お久しぶりでございます。そろそろいろいろと溜まってきたので放出しようと思います。実を言うとこれを書いているのは帝都ミンタカに到着してひととおりイベントをみた後で、あとはゴルドバに乗り込むだけなんですけど、この記事を書けていなかったので保留していたのでした。


 そういうわけで今回はミラの鏡の迷宮ココリスからのスタートです。
 ミズチさまが仲間になったので戦闘メンバーにしたんですけど、戦闘中のセリフがめちゃくちゃ聞き取りづらくてビックリしました。そりゃそうだあんなエフェクト掛かってたら聞き取れんわ……。中学時代ぜんぜんミズチさまをパーティに入れてなかったので、ミズチさまのセリフをたくさん聞きたいのですがちょっと難しそうです。そしてリュード・サヴィナ・ミズチで並べているのでさながらサンバカーニバルの様相を呈してきました。なんかそんなネタアンソロコミックにありましたよね……。
 鏡の迷宮ココリスにさっそく潜ったわけですが、画面の縦横比率に時代を感じるのでした。さすがにあのややこしい画面の縦横比を変えるわけにいかなかったんでしょうね。
 奥にはボスの幻夢がいるんですけど、幻夢の必殺技「降魔の心眼」でフタがパカっと開いて出てくる顔が怖いです。ホラーにもほどってもんがあるぞ。
 そのあとのイベントでミズチさまがカラスに「うそついちゃだめ」って言うのがこの先を思うと大変しんどいセリフだなあと。カラス……。それからカラスが仲間たちにジャコモと戦おうと言うのにエンド・マグナスの解放を防ごうとはあまり言わないのもつらいです。なんというか言うことは言うけどそんなに積極的でないというか。
 カラスとシェラの会話シーンで、カラスが上の空で「自分自身がどうなるのかわからない」、というのは、本当にカラスはエンド・マグナスの力で自分がどうなるのか分からないのですね。強い力を求めた結果ああいうことになってしまうのを知っているので、いまからつらいです。
 会話のシーンではサヴィナがひたすら冷静でよいと思いました。だれがエンド・マグナスを敵に渡したのか、明らかになるのはまさに帝国なんだな……と。あんな……ねえ。あんなむごいことあります……?
 そして相変わらずリュードせつないね! かわいそうでかわいいね!! と、気持ち悪い笑顔になりながらリュードが一人考えるシーンを見ました。これも結果を知っているからつらいんだ……初見のときは中学生だったので攻略本を見て「えっリュードってお兄さんお姉さんいるの!? たぎる!」ってなってたけどそこまで単純な話ではないのです。リュードは国家に反逆したのですから。

 

 というわけでミローディアの船に乗り帝都ミンタカに到着しました。ミローディアを出迎えたのは名前こそ出てませんでしたがファドロで、ファドロだ! 後半戦でモンスターにされちゃうファドロだ! と一人嬉しくなっていました。やはり帝国の人々顔がいい!
 帝都ミンタカはとにかくキンキラキンの街でして、人工的に金管楽器蒸気機関を組み合わせたような風景は美しいのですが、処理落ちがなかなかやばかったっす。キンキラキンにも程があるぞ。ショップで店番してるおじさんもキンキラキンだし……。
 そしてリュードがずっと無理してるのが可哀想で。無理にリュードの家に行かなくていいって言うシェラ優しいね……。シェラ、みんなのオカンだ……。
 帝都ミンタカをブラブラしてみると、モブ兵士まで選民思想どっぷりで帝国怖いと思いました。というか進めていくと兵士だけでなく、街中のイベントに登場するエリート子供を始めとした街の人たちの選民思想がえげつないです。まだ小さい子供を軍隊に入れる話をしているのはドン引きでしたよね……。
 イベントクリアまで道をせき止めているゲルドブレイムの演説マシンが草でした。なんで街の人たちはあれを夢中で観てるんだろう……。
 街の人と話してみるとアザー掃討作戦が帝都でもタブーなのだな……というのが分かります。それに逆らった16歳のリュード……気持ち悪い笑顔になってしまいました。
 到着したリュードの家が、ご近所と比べてひときわでっかいのはやはり軍人貴族みたいな立場だからでしょうか。貴族という言い方はされていないのですが、そういう特権階級なのでしょうね。
 そしてアルマード、やはりリュードの本当の母なのだな……と思いました。兄姉とリュードの髪色が違って、リュードとアルマードの髪の色が同じなところを見るとやっぱりそうですよね。
 リュードの兄姉、最初はリュードに投降を促すのを忘れていました。そこまで鬼畜家族ではなかったということですね。そしてアルマードが銃を持ったのは覚えていなくてビックリしました。
 アルマードが死んだところであの悲しい名曲「降雹」が流れるのつらすぎるんですが。名曲ですよね、降雹……。
 家を包囲されて(そして家の前に鉄甲虫まで用意されて)リュードの兄姉がそそくさと逃げるのにちょっと笑ってしまいました。そして街に向かうと帝国兵めっちゃ追いかけてくるじゃないですか! でも全力で走ったら振り切れたのですが、それでいいのか帝国兵……。


 帝国、みんなの過去がぼんやりと認識できて興味深いです。カラスの出生の秘密に関わりそうな、いや関わってるんですけど、そういうイベントもあって、すっかり忘れていたのでやっぱりプレイしなおしてみてよかったです。
 さて次回は戦艦ゴルドバに突撃するわけですが、火炎洞窟での例の事件以外いろいろ忘れているので、楽しく遊べそうです。もう例の事件は目の前だなあ……。