めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

SPY×FAMILY13(遠藤達哉著)の感想

 漫画なので長い記事にはならないかもしれませんが一応。今回もキレッキレでしたわ。

 電子書籍を貼ってしまいましたが普通に紙の本を買いました。紙の本だとカバー下にオマケがあるのですが電子書籍だとどうなのかずっと気になっております。

 冒頭が12巻の続きだったので「?」となっちゃいましたが読んでいるうちに思い出したのでよしとします。黄昏さんの職業意識の高さすごい。そしてユーリくん鋼鉄の体かよ。ユーリくん、本当にヨルさんが好きというかシスコンここに極まれりというか……。

 そのあとはボンドで動物園ごっこをしてみたり(アルパカになってるボンドかわいいです)、ダミアンのお菓子大作戦があったり、ユーリくんとなんだかいい感じの秘密警察側の女の子が登場したりするんですけど、ユーリは相変わらずのシスコンでヨルさんしか眼中にないのですよね……。

 その次のエピソードでアーニャがヨルさんと迷子のおじいさんを助けるんですけど、このおじいさんが元大学教授で、しかも奥さんと一緒にフォージャー家のお隣に越してきたひとで、アーニャに勉強を教えてくれるんですよ。その様子が大変尊いです。勉強だって楽しくやることはできますよね。学ぶのは楽しい、ということをアーニャが知れたのはとてもいいことなんだろうなあ、と。

 そんでもってヨルさんがバザーの手伝いをするエピソードがあるんですけど、ああこの世界ってついこの間まで戦争してたんだった……と思わせる内容でたいへん切なかったです。市役所職員のミリーさんそんな過去があったのか……と。というか愛国婦人会がどこまでも朝ドラに出てくる国防婦人会みたいな理不尽団体だったのを「やっぱりか……」と読んでいたらダミアンの母上が登場しておばさんたちをいさめてくれて、ダミアンの母上、敵か味方か……という気持ちになりましたです。

 次の巻では定期テストがあるんですかね。ワクワクして待ちます。油性ペンでヒゲ書いちゃうアーニャかわいい。

 そういえばスパイファミリー、アニメの劇場版をやってたわけですが地元にシネコンがないのでさらっと諦めました。見に行きたくないわけじゃないけど最寄りのシネコンまで一時間半かかるんですよ。頻繫に見に行ける感じじゃない……なお同じ理由でゲ謎も諦めたのでした。

 

 なにはともあれ面白かったです、オススメです。