めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

【番外編】シン・仮面ライダー観てきた!

 なにぶん観賞直後でないので細かい部分は忘れているかもしれませんが、シン・仮面ライダー観てきました。初代仮面ライダー視聴リアタイ勢の叔父上に、「あのー、シン・仮面ライダー観にいきません?」と連絡したところ、「いいよ!(笑顔の絵文字)」と朗らかなお返事をいただいて、叔父上の運転で隣県のシネコンに行ってきたわけです。

 いやあ圧巻の映像体験でしたわ。それは単純にわたしが映画慣れしてないだけなんですけど、すごく面白かったです。

 シネコンに思ったより少し早く着いたので、物販を眺めてたんですけど、ショッカーのロゴを使ったグッズがいっぱいあって、叔父上が「なつかしー!!!!」となっていて、そのグッズに「ショッカー」(綴りは忘れた)という英単語の文字を頭文字にした長い名前の書かれたグッズがあって、叔父上は「よくまあこんな長い縦読みを考えるもんだ」としみじみ言っておりました。それがお話にちゃんと出てきてすごいなあと。

 で、ここから先はちょっとネタバレ注意なのですが。映画本編なんですけど、冒頭のシーンで結構ゴア表現っつうんすか? 流血が激しくてドキドキしました。いや結果とてもとても面白かったのですが。

 流石に「ショッカーに改造された男がショッカーを倒すべく戦う」ということは知っていたのですが、倒されたオーグメントたちやショッカー関係者が泡になって消えていくのは耽美だなあと思いましたし(人魚姫みたいですよね)、あと蜂オーグが可愛かったし(10歳若くて10キロ瘦せてたらコスプレしたかったキャラクターがまた増えました)、緑川ルリ子の遺言のシーンでちょっと泣きそうになりました。二号が仲間になったり、二人で蝶オーグを倒しに行くところはとてもワクワクしましたね……。

 それから劇伴がいい! シンゴジのときもそうだったけどこれ世代の人にはたまらないやつなんじゃないかな……と思いました。ちなみに叔父上は初代仮面ライダーリアタイ世代といえども当時は子供だったので、スタッフロールで流れた原作主題歌三曲のうち一曲しか覚えてなかったとのことでした。

 とにかく面白かったです。ショッカーの思想とかそのあたりが特に。哲学的な命題をたくさん含んだお話だと思いました。

 

 さて、隣県のシネコンに行くには片道一時間かかるんですよ。なので映画本編と合わせて午後がぶっ飛びました。

 シネコンに行くのは名探偵ピカチュウ以来でして、コロナ禍前より人出は減っていました。それでも地元を思うと人はたくさんいたんですけど。

 そんでもって叔父上の車というのがマニアックな調整を自力でいろいろやった車でして、スマホブルートゥースでオーディオを繋いでアニソンがしがし流しながら移動したのですが、叔父上は明らかにわたしと同じタイプのよくしゃべるオタクでして、車の中でずっといろいろしょうもない話をしました。しゃべり疲れた……。

 我が家で夕食にしたので途中ケンタッキーに寄ってフライドチキンとコールスロー買ってきたんですけど、わたくしケンタッキーのメニューで一番好きなのがコールスローだったりします。多めに買って余ったのは従弟の青年一号に持ってって、ということになりました。

 叔父上はわたしがネット上で叔父上とか青年一号二号とか呼称していることを知らないと思うんですけど、あちこちに連れていってもらえて嬉しいです。見てないと思うのでこっそりかつ盛大に感謝しておきます。ありがとう叔父上! 楽しかったよ!

 シン・ウルトラマンのときはお猫様がガチの子猫で目を離したら最後という感じだったゆえにそのうち金ローでやるだろ、と我慢したので、今回シネコンに連れてってもらえてとても嬉しかったです。映画はでかい画面で見るのが最高ですね。

 シン・仮面ライダー、面白かったです。予備知識ほぼゼロでも楽しめました。オススメです!