めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

SPY×FAMILY8(遠藤達哉著)の感想

 いい本を読んだ。

 相変わらず電書が貼られてしまうんですが、電書でもカバー下の超テンションの高いフランキー見られるんでしょうか。よかったねフランキー。

 

 今回は豪華客船で家族旅行! という回なのですが、ほぼ全編血糊ブシャアでして、血糊耐性の低い母氏に貸したところ「こわ……」と言われました。ヨルさんの暴れぶりが痛快です。

 ヨルさんはマフィアの女ボスを逃すために、市役所の仕事と偽って豪華客船に乗ります。で、黄昏とアーニャは同じ船の旅行をくじ引きでゲットして、一緒にお出かけ……となるのですが、この豪華客船、マフィアの女ボスを狙う殺し屋がうじゃうじゃ乗っているのです!!

 

 ヨルさん、黄昏とアーニャに殺しの現場を見られないように頑張るのですが、そこでアーニャのナイスアシストが光ったりするのです。アーニャすごい。

 あとアーニャの欲しがるお土産ものが面白いですw子供って旅行先で変なもの買いがち。あとアーニャの顔芸がすごい。アーニャの想像するフォージャー家崩壊がなんだか面白い。

 とにかくヨルさんカッコイイが詰まった巻でした。アクションシーン描いてもこんな上手いとかどういうことなの。

 あとマフィアの女ボスが赤ちゃん抱えてたのが印象的だったんですよね。誰でも平和な暮らしを願っていい。そういうことかな、と思いました。

 というかこの漫画の大人はみんな、戦争の記憶を抱えていて、少しでも平和な世の中にしたいと願ってるんですよね。ヨルさんもそれは例外でなく、少しでも平和な世界にしたくて、殺し屋をやってるわけです。ヨルさんがピンチのときに弟のユーリとの楽しい暮らしを思い出すところがよかったです。

 

 あとついにアニメ化が来てワクワクしてます。地上波で見られたらいいなあ。ムリかなあ。

 すごい人気なのは近くのTSUTAYAで大々的に並んでるのを見て知ってたんですが、アニメ化となるとまたこの漫画のスペース広がるなあ。アニメ楽しみです。面白いからアニメ化はありえるとは思っていましたがいざ本当になるとビックリするもんですね……。

 アーニャの声どんなかな。漫画のどのあたりまでやるのかな。ボンド出るかな。楽しみです。

 

 とにかくたいへん面白かったです。ヨルさんは任務を無事遂行できるんでしょうか。続きが楽しみです。