めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

SPY×FAMILY9(遠藤達哉著)の感想

 発売日に入手できました。ありがとうイーホンくん(ただ過剰な梱包はいただけない)。

 やっぱりアマゾンからブログに貼ると電書になっちゃうんだなあ。ふつうに紙の本で買いました。紙の本はカバー下とか楽しみがいろいろあってとてもよいです。

 この漫画、えぐい犯罪シーンとかえぐい戦闘シーンもあるんですけど、基本的にギャグ漫画なのが推せるところです。今回は豪華客船編が終わってボンドを訓練してみたりフランキーが夜帷さんと組んで密造書類作ったり、他にもいろいろとワクワクのお話でした。

 夜帷さんのお話の国際問題のきっかけがなかなかくだらないのがツボでした。いやターゲット見た目そのまんまやないかい。このお話、フランキーがすごく楽しそうでよかったですし、スパイっぽいギミックがたっぷりで楽しかったです。

 あとボンドを訓練するお話はモフモフの動物濡れると細くなりがちのあるあるが面白かったです。ボンド、未来を予知できても基本的に犬なのでそれを口に出せないんですよね。散歩してたのがロイドこと黄昏さんだったので、アーニャみたいにボンドがなにを考えているのか知ることができないわけです。ボンド、めっちゃ賢いけど賢すぎて変な犬になってるのが面白いです。

 いちばん笑ったのは「トニトおばさん」の話でしょうか。いる、こういう身だしなみや持ち物にやたら厳しい先生……。いまは減ってるんですかね、そういう先生。ダミアンいいやつだなあ……。

 そういえば前の巻から続いていた豪華客船編のことをアーニャがクラスメイトに自慢したらふつうに流されるくだりが面白かったです。あの学校の生徒さん、みんないいとこのお子さんでしょうからねえ……。スクールバスがあるくらいだからふつうのお家の子もいるんでしょうが、やっぱり少数派なんでしょうね。

 あとベッキーがかわいいです。表紙のベッキーの可愛さがすごい。制服じゃなくて私服なのがベッキーらしくていいです。ヨルさんの真面目さもすごい。

 

 そういえば来週からこの作品のアニメ始まるんですねえ。楽しみ。たぶん一週間遅れでスマホで観るわけですが……。

 書店に入ったらわたしの住む地域では地上波で見られないのに店員さん手書きポップが置かれてて「おお……!」ってなりました。イーホンの本を受け取っているのはショッピングセンターのなかのちっちゃい本屋さんなんですけど、企業努力してるんだなあ、と感心しましたです。

 あとこれはちょっと前からなんですけど、イーホンの梱包がすごく無駄に豪華になりました。ふつうにプチプチつきの厚紙の封筒でいいのに……。スーパーカブ最終巻もやっぱりイーホンで買ってきたのですがかさばるかさばる。リュックに入らないよ!

 

 そんなことはさておき。SPY×FAMILY9巻、すごく面白かったです。オススメです。