スゴクヤバイ・ノベルを読了してしまった。
ホントにね、こんなヤバい本あったんだね……素晴らしい出会いに感謝……。
この巻で六合上覧の一回戦がすべて終了するんですけど、試合のヤバさもそうだし裏で進む黄都二十九官たちや黒曜の瞳一派やその他勢力の陰謀がめちゃめちゃいいんですよ。相変わらず最推しの修羅は間違いなくメステルエクシルくんなんですが。
ツイッターにも書いたことですが、メステルエクシルくんは言動こそ「自分が最強だと思っているかわいいショタ」なんですけど、事実最強だしほぼほぼ無敵で不死だし超兵器だし、なによりショタでなくゴーレムなんですよ。そんなゴツいメステルエクシルくんが、ふつうの子供みたいに大道芸を喜んで観たりキヤズナを「かあさん」って呼んだりするのがかわいいのです。
そしてメステルエクシルくんを擁立した二十九官・円卓のケイテが、すごく他人に対して威圧的で怖い人なのに、キヤズナを「婆ちゃん」って呼ぶのがとにかくかわいい。キヤズナ幸せすぎか。
メステルエクシルくん、とにかく最強枠なので今後木っ端微塵にされたりするんですかね。ゼルジルガさんとの戦いの結果はぜひ読んでみていただけたら。
あとゼルジルガさんのバックストーリーがなかなかにいいです。ゼルジルガさん、「アッヒャッヒャッ!」って笑うのに親しみを感じます。
あと好きだったのはユノちゃんとリナリスちゃんの百合ですかね……カラー口絵にバーン! といて「うひゃ!」ってなりました。
リナリスちゃん、この巻の重要人物なのですが、ヤバい能力を持った清楚なお嬢様というヤバい設定がヤバいです(語彙)。
そしてヒロトの恐ろしい計画が出てくるのですが、ヒロトは本当に政治家向きの人間なんですね。やってることは凄まじいですが。とにかくそのあたりは読んでほしい、すごいから。
シャルクさんの骨ジョークもキレキレですし、最後のあの修羅の再登場もよかった!そしてウハクの正体は絶対ビビります。
クゼさんもチラッと出てきて不穏な描写がチラつくのですが、ホントにナスティークちゃん怖いですね……。
いやあ面白かった。感想書きながら思い出すだけでワクワクが戻ってくる感あります。次の巻が楽しみです!
そして今回もあとがきが安定のスパゲッティ!なんと手軽に作れるハンバーグつきだ!夢いっぱいじゃないですか!
今回は19章あったので4日に分けて読みました。1日5章のペースですね。ちょうど読み終えたところで修理に出していたスイッチが戻ってきました。
とても面白かったです、オススメです!