ひゃー。遅くなってしまいましたがこいつの感想を書こうと思います。
検索のしかたが悪かったのか電子版ですが、ふつうに本屋さんで紙の本を買いましたー。
今回はアーニャの定期テストが軸なのですが、図工の時間のアーニャとダミアンのやりとりがとてもいいです。やっぱりアーニャは周りの子らより幼いのですかね、勉強も図工もあまり得意でないのですが、それでもダミアンの友達になろうとする(父のために)is尊い。
ダミアンはアーニャに怒鳴り散らして先生に叱られるわけですが、彼は自分の父親に認められたい、という小学一年生にしては重たい思いを抱いているようです。こんなん泣く。
あとアーニャと仲良くしているベッキーちゃんがロイドに惚れます(どういうことだ)。ベッキーちゃんがませてるのかアーニャがガキなのか分かんなくなってきました。
で、肝心の定期テストなんですけど、アーニャは犬のボンドに問題予想させようとして夕飯を予想されてそれにテンションを上げて夕飯後ぱったり寝てしまうというアーニャらしいことをしでかします……。
テストで赤点をとると退学一直線で、このままではやばい、となって現れたのがヨルの弟で秘密警察のユーリです。アーニャからすれば叔父ですね。ヨルは武闘派ですがユーリは知性派で、アーニャの勉強を教えてくれます。ただしテスト範囲でないところを。
ユーリがヨル大好きなシスコン青年であることがたーっぷり描かれているわけですが、彼はアーニャに勉強することの大事さを教えていきます。よい叔父です。
しかし「黄昏」はテストの答案に細工をしてアーニャの赤点を防ごうとするわけですが、そこで出くわした「東雲」というトンチキスパイとのやりとりめっちゃ笑いました。まさにトンチキ。この漫画はギャグ漫画なんだなーと再確認しました。
「東雲」についてはもうちょっと笑えるネタが続くのですが、そこは読んでいただけたらと。アーニャのクラスメイトが子どもらしい勘違いをして赤っ恥をかくくだりはハチャメチャに恥ずかしかったです。キャビア丼て……あの世界どんぶり飯あるんか……。
後半はアーニャの宿題で家族の職業について勉強する、というお話でした。
アーニャはロイドの勤める病院に向かいます。てっきりロイドは肩書きだけ精神科医なんだと思ってました。ホントに精神科医できるんですね……「黄昏」すごいな……。
その病院には事務のフィオナ・フロストという職員がいるのですけど、彼女は「夜帷」というエージェントでした。そして彼女は、「黄昏」にガチで惚れていてヨルの立場を奪おうとしているのです!!そしてロイドの嫁となったあかつきにはアーニャにスパルタ教育を施し特待生にしようと考えます!!アーニャこのははだんこきょひ!!
最後のほうのアーニャが「夜帷」の心を読むのに1ページまるまる使うの三連打はすごく笑いましたよね……このページのためにそこまでの「夜帷」のエピソードがあったのかという感じです。
ますます続きが楽しみです。ジャンプコミックスは刊行ペースが早いので無駄に待たされないのがいいですね。
さて、明日はプリニウスの新刊買いに行かねば。