めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

錆喰いビスコ2(コミカライズ1巻)(夏星創/瘤久保慎司著)の感想とアニメの話

 ウヒョー。すんごいものを読みました。

 電書しか貼れませんでしたがふつうに紙の本を買いました。ありがとうe‐hon。

 

 「錆喰いビスコ2・血迫! 超仙力ケルシンハ」のコミカライズですね。原作一巻のコミカライズとは違う漫画家さんが描かれたものです。構成のひとも入っているようです。

 いやあ、内容知ってるのにめちゃくちゃワクワクして読めるやつでした。なにこれ傑作? 絵と原作の雰囲気がバッチリハマってるんですよ、冒頭のオリジナルのシーンはここからでも読めますよーって感じですし、ビスコの人相の悪さとかミロの美貌ぶりがばっちり描かれております。本当に傑作です。

 個人的に、昔合同同人誌に参加したときしょっちゅう登場させた金像信の僧侶がイメージばっちりですごく良かったです。かわいい。あと初めて絵になったキュルモンがなかなかえろくていいですね。アプリでも読んでましたが小さいスマホの画面から出て紙の本になるとインパクトがすごいです。キュルモンが肺を吸い取られるとこ早くみたい。

 あとアムリィがめちゃめちゃにカワイイ! 結構怖いけどカワイイ! できたらこの絵で5巻の、ケルシンハが憑依したアムリィが戦うとこがみたいです。

 第一弾でやってたカバーめくると進化生物図解! というのはやってなくてちょっと寂しいです。でも続きにひたすら期待です……!

 

 あとアニメの錆喰いビスコを5話まで観たんですよ。コミカライズ一冊が三話くらいのペースですかね。最初は時系列の感じが分かりづらくてご新規さんにはアレかなあ……と思ったんですけど、観てればちゃんと分かるようにできていて、忌浜を脱出したあたりからぐっと面白くなった感じです。

 4話のチロルが虫を吐くシーンが最高すぎました(知ってた)。あと5話のアニメオリジナル要素のパウーの話が違和感なく溶け込んでいて、そして悪いキノコ守り(おそらくあの人)の存在につなげてあるのがすげーとしか。

 カルベロのトビフグ戦、こういうご時世じゃなければ発声上映とかで駅名を叫ぶんですかね。錆喰いビスコ発声上映……「ケンヂくんこっちみて」のうちわを持っていくしかない。いやないですけど……。

 

 アニメ、海外勢がビスコをちゃん付けで呼んでるの分かりみしかなくて赤べこになってます。ビスコはヒロインなので。たぶんいまビスコとパウーが対立してるのを前提に、ビスコのヒロインがパウーだって分かったら面白いだろうなとか考える原作勢になってます。

 あと黒革の声がめちゃめちゃいいんですよ……! この柔らかくて品がよくて邪悪な声! この声で絶叫してくれると思うとワクワクしかないです……。

 

 とにかくビスコはコミカライズもアニメも面白いので、原作勢激怒! してる場合じゃないんですよ。これから海外の反応漁りにいきます。オススメです。