めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

錆喰いビスコ8 神子煌誕! うなれ斉天大菌姫(瘤久保慎司著)の感想

 とんでもなくすさまじい、とにかく面白い本を読みました。

 極力ネタバレを避けたいのでとりあえず入手までの経緯をちょいと。この間たまたま本を発売日に買えたことがあって、hontoやらTSUTAYAのネット書籍検索に張り付いて、発売日の夜にTSUTAYAに入荷したのを確認したんですよ。そいで次の日朝いちばんでTSUTAYAに行って在庫検索マシンで検索したら入っていないと表示されまして、店員さんに聞いたらなにかミステイクがあったようで。とりあえずその日はあきらめて帰りました。まあ、わたしの住んでるとこだと発売日が土曜だと本屋に並ぶのは月曜以降ですし、次の日(成人の日)に、TSUTAYAに電話してみたら「在庫はありません」と言われて、仕方なくe‐honで注文しました。ちなみにhontoで見ていたMOAにはそもそも入ってませんでした。これから欲しい本はぜんぶe‐honでポチろうと思います。地元の本屋さんを潤せるし……。

 

 で。

 極力ネタバレを避けたいのですが、何をいってもネタバレになりかねないんですよね、これ。なのでとりあえず予告で分かってることと重大なネタバレにならないことを書こうと思います。

 まず、マジでビスコとミロの間にお子さんが生まれます。しかもガチの神様です。なんだそれ、ヤバすぎるじゃないか。そして箱舟大統領メアがやっばいです。

 そしてビスコのイメージする「幸せ」、というのが、サビツキの治ったジャビと二人で旅をして暮らすこと、というのは本当に泣けるやつでした。でもそれを変えたのがミロなんですよね。泣ける。(語彙)

 それからアクタガワのセリフ(?)がいっぱいあって嬉しいです。あと終盤のほうで、チロルが恋した相手にすっげえ笑いました。ついでに言うとゴピスがすっごいとばっちりを食らっております。

 いままでのキャラクター総登場のすごく豪華なお話でした。まさか猫摩国勢も出てくるとは。面白かった~。あとお話がひと段落ついたところの挿絵(?)にめちゃめちゃ笑いました。

 いやあ前の巻でビスコがパウーをさらったシーンが明らかなターニングポイントだったんですね。よかったねビスコ……。

 

 アニメも始まってどんどん錆喰いビスコが盛り上がるの、一巻から読んでる勢としては「新鮮な……感想……!」となるのですが、アニメが初見だったひとがいきなり8巻を読んで大混乱しているのをみて「これは一巻から読まないとつながらんやつやで……」と近所のおばちゃんみたいな顔をしています。

 とにかく面白かったです。不思議なヒキがあって、続きが楽しみです。もうずっとついていきます。オススメです!