最近LINEノベルで読んだものまとめ（その2）と三体（劉慈欣著）の話 - めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

どうも。読書の秋いかがお過ごしですか。

読書の秋というわけでモリモリ本を読めて充実しております。

まずはLINEノベルから。「魔女の花嫁 seasons beside a witch」を読みました。

すごく面白かったです。想像力と民俗学の合体したやつ感あります。ブードゥーだったり他にも色々な呪術や魔法の話がビッシリ。

主人公と魔女の軽いやり取りがとても楽しいです。漫才みたいで。

魔女の抱えている過去のエピソードもぞわりとすること請け合いで、すごくダークなのに主人公と魔女のやり取りが超ライトなのが不思議な調和を生んでいます。

最後の、魔女に守られるだけだった主人公が魔女を助けるシーンはじんわりと胸が熱いです。

ちょっと雰囲気は違うけど「魔法使いの嫁」が好きなら面白く読めるかと思います。

次行ってみよう。「おともだちロボチョコ」です。

タイトルはこんなに可愛いのに内容がめっちゃハードSFでチョコもおともだちロボというか戦闘機操縦ロボで、しかもチョコはめちゃくちゃ融通がきかないロボなのです……。

人類と怪獣が戦争をしていて滅びゆく地球で、主人公のパイロット候補生の女の子はチョコと友達になります。友達というかチョコのシステムが主人公を友達と認識するだけなのですが、チョコとのよく分からない関係はかけがえのないものになります。

てかチョコとか戦闘用巨大ロボを作ってる博士がなかなかの変態で大好物のやつでした。いきなりチョコのほっぺたに主人公の名前書くとか驚きだよ……。

どこか物悲しくて、終盤の内容から察されることがむちゃくちゃ重いです。せつない……。

ちなみに現在はあの有名な「撲殺天使ドクロちゃん」を読んでおります。カオスでよいです。それから少し前のちょっと古臭い萌え絵が可愛い。早いとこ余りのチケットで読む作品探さなきゃ。

で。

やべえも（略）

めっちゃ話題になったので読んだ方も多いのではないでしょうか。中華SFの最先端です。

現代中国史と地球外生命体とVRの超絶おいしい煮物という感じでした。こんなやっべえ話どうすれば書けるんだ……。

これは三部作だそうなので、続きも図書館にリクエストしようと思います。ハードカバーの本買う財力ないのねん……。

これから読む方のためにネタバレを避けようと思ってここで報告させていただきました。三体はいいぞ。

でも正直作中に出てくるVRゲームはやりたくない、やだよこんなゲーム……と思ったのはわたしがバカだからだろうか……とか思いながら読んでたんですけど、そこから先がまさかすぎてヒェッってなりました。ホントに。

あとダーシーさんすき。しぶといw

ホントに三体面白いんでSF苦手な人にも読んでほしい。科学の知識とかなんもいらないのよ……。そこは零號琴とかヒト夜の永い夢と同じなのかな……。

小松左京の虚無回廊も思い出しました。あれは永遠に続き出ないからなあ……。

そういえばニンテンドースイッチライト買うために貯金始めました。どこで買うのがいいんだろうという疑問はお金貯めてから持とうな。

というわけで報告まで。よい読書ができたらまた報告します。