めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

漫画を読めるアプリの話と「可愛そうにね、元気くん」の話

わたくしのスマホにはヤンジャンとマンガUP!が入っております。ヤンジャン封神演義外伝目当てで、マンガUP!は錆ビスコミカライズ目当てでインストールしたのですが、結局それ以外のマンガもかなり楽しんでいます。

マンガUP!のほうは邪竜認定とかゴブスレとかたとえばラストダンジョン〜とかおじさまと猫とかを楽しんでいるのですが、マンガUP!はラノベのコミカライズが強いですね。あと先読みは極力錆ビスに全フリしているのですが、1話あたりの分量がどれも少なめなんですよね。もうちょっと読みたい!って毎度思います。

ヤンジャンはクオリティの高いマンガが本当に多くて嬉しいです。1話あたりがマンガUP!よりやや多いかな。

 

いまいちばん推してるヤンジャンの漫画は、「可愛そうにね、元気くん」というやつです。

すごいんですよこれ……リョナラーの主人公が好きな女の子がボコられる漫画を描くというアブノーマルな性癖の作品で、主人公はその女の子に恋することを諦めているのですけど、別の、優等生でみんなに好かれる女の子が、主人公がそういう人に見せられない漫画を描いていることを知ってそれをかざして主人公を責め立てるのです。主人公の好きな女の子はちょっとどんくさいお嬢様で、その子が学校を休んだ日に優等生の子(鷺宮さんと言います)は主人公を強引に連れてお嬢様(八千緑さんと言います)の家に乗り込むのです。

八千緑さんはどんくさいお嬢様ではあるのですが、部屋は散らかっていてヘビメタのTシャツを着ていてラーメンを大盛りで食べます。なんだかただのどんくさいお嬢様ではなさそうです。

前回の分と今週の分で、鷺宮さんは八千緑さんに色々主人公の秘密をバラすのですが、八千緑さんは「漫画描くなんてすごい!」と、暴力漫画であることを知りません。そして鷺宮さんと同人誌即売会に行くことにするのです。

 

この漫画、わたしにはすごく刺さるんですよね。ネットで主人公が異常だと叩かれるシーンや、美術の先生が主人公の性癖を心配するシーンなど、暴力が決して肯定されないのも読んでいて安心感があります。

でもドキドキハラハラの展開すぎてちょっと怖いくらい。そして八千緑さんがすごく可愛いのです。八千緑さん、お嬢様なのですごく素直なのですよね。

どういう作品が刺さるか人によって違うのでしょうけど、わたしは「可愛そうにね、元気くん」を推します。好きだこれ。

てかヤンジャン、ライフ連載の漫画まるで読まないからライフがひたすら貯まるんですよ……どうしよう。

 

ああ〜今週中にもう一冊なんか読みたいんじゃあ〜。