めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

なつぞら第11週の感想

もう開き直って番外編とかつけるのやめます。今週もなかなか刺激的でした。

 

北海道では照男兄さんと砂良さんが結婚しました。照男兄さんが幸せそうなのと泰樹おんじが幸せそうなのでとても良かったです。

で、たぶん結婚式ってなったらすごい着物が出てくると思うので、普段着でごちそう食べてるシーンは結婚前の挨拶とかだと思うんですけど、そのごちそうのえげつなさときたら。鯛の尾頭付きを始め超豪華。さすが豪農柴田牧場……!

孫が内記の娘と一緒になって昌幸パッパも喜んでいると思います(ここで真田丸のテーマ)

 

そんな照男兄さんと砂良さんは新婚旅行で東京にやってきます。バターと木彫りの熊と、天陽くんからのお土産のジャガイモを持って、風車にやってくるのです。

天陽くんからのお土産がジャガイモ、つまり消えてしまうものというのはせつないです。そして照男兄さんと咲太郎兄さんのダブル兄、亜矢美さんが「座高が同じくらいだね」と言ったのはアドリブでしょうか。ダブル兄、どっちもスラァーって背が高いので風車の入り口が低く見えます……。

なつは照男兄さんに北海道のみんなへ渡してほしいとデパートで買った手袋を渡すのですが、ぜんぶ超そっくりな似顔絵つきで、それだけでなつの血の滲むような努力を伺わせます。

 

そして雪次郎くんがうっかり咲太郎兄さんの劇団の公演にはまってしまいました。きみが北海道に帰らなかったらバターサンドはどうなるんだ!!いや知らんけど!!

白蛇姫のほうも録音の様子をやっていたのですが、どうやら最初に声を録った俳優が顔が出ないのは嫌だと降りてしまったみたいで録り直し、でした。その現場で女の子のキャラクターに声を当てていた女優さんに(当時は声優という仕事がなかったのですね)監督が「そんなやり手ババアみたいな声じゃない!」と言っていて、ああこれは最初の俳優とモメるわ……という感じでした……。

 

白蛇姫の製作が全て終わり、なつは仕上げの練習をしながら作画の勉強をして、作画のテストを受けます。なつは仕上げはすごく遅いのに、作画はむちゃくちゃ速いのです。

それに無事合格して、なつは作画に参加することになります。作画のスタッフを集めて社長が「昔お母さんは漫画映画を作っていたんだよと子供さんに」と、女は結婚したら会社を辞める前提で話します。なつはそれに怒ります。それを聞いていたマコさんが「辞めないでと言われる能力を持てばいい」というのですが、これってつまり、男性のスタッフはみんな結婚しても当たり前に働けるのに女性はそれをするために男性以上の能力が必要ということですよね。こんなにはっきり、男女差別を取り上げたことに驚きました。医科大学入試のゴタゴタとおんなじ構造。

 

今日の回ではなつと咲太郎が妹の千遥を訪ねるのですが、あの子は千遥だったんでしょうか、来週が楽しみです。

咲太郎兄さんが声優に興味を示したのも気になります。咲太郎兄さんは裏方大好きなので声優という仕事自体にはつかないと思うのですが、声優のマネージャーとか、あるいは声優プロダクション立ち上げとか、そういうことがしたいのかなあと。

あと今週はなつの北海道イズムがすごかった。思ったことなんでも喋っちゃう。っょぃ。

 

来週も楽しみだなあ。