めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

SPY×FAMILY(遠藤達哉著)既刊の話

はい。既刊を読み終えたので約束通り感想を書こうと思います。

SPY×FAMILY 3 (ジャンプコミックス)

SPY×FAMILY 3 (ジャンプコミックス)

  • 作者:遠藤 達哉
  • 発売日: 2020/01/04
  • メディア: コミック
 

なんだこれハチャメチャに面白いぞ。

 

アーニャのポンコツぶりがとても可愛い。アーニャ可愛い。アーニャ可愛い。大事なことなので(略)。

それからヨルさんの弟のユーリくんも可愛い。酔っ払ってあらぶるユーリくん可愛い。ロイドに秘密警察であることが完全にバレているw

アーニャがユーリくんのきた次の朝、ロイドの思考から「秘密警察」という言葉を読み取ったリアクション、アーニャがどこまでも子供さんで可愛い。アーニャはエスパーですがものの考え方はあくまで子供なんですね。

 

2巻について言いますと、

SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックス)

SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックス)

  • 作者:遠藤 達哉
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: コミック
 

アーニャがダミアンと仲良くなろうと空回りするのが可愛いんですよね。笑顔w

ダミアン、親の財力を値踏みするようなところはあるんですが、3巻でアーニャが星をもらったときのリアクションが「育ちがいい」を体現していていいなあと思います。

ロイドがアーニャに「ダミアンに謝れ」ということをゴリ押しで伝えようとするシーン笑えてよいです。あくまでギャグ漫画なんですよね。

 

3巻の内容に戻ります。

ドッジボールのくだり、すごく笑いました。小学一年生じゃないだろw

アーニャが溺れた子供に気付くシーンとか、シリアスなシーンの効かせ方が上手いです。それは2巻の拷問のシーンとかもそうかな。ギャグ漫画にピリッと刺激がある。

最後のほうでアーニャが友達のベッキーに「ご褒美を買ってもらったら」と言うあたりで、アーニャの考えるご褒美が孤児院基準なのがせつないです。ピーナツ。

ベッキー、いい子だなあと思います。ダミアンをぶん殴ったアーニャの友達でいてくれる。これ、ちょっと前まで再放送してたゲゲゲの女房の長女の友達みたいですね。

で、ベッキーが犬を買ってもらった、と聞かされてアーニャも犬を所望するんですが、ロイドとヨルの想像する犬がペットって感じじゃないのおかしいですw

でもロイドの想像したバッキバキの犬、たぶん懐いたらめちゃめちゃ甘えてくるやつだ!(昔ご近所でボクサー犬が飼われてた人目線)

次の巻であのムクムクの犬出てくるのかな。楽しみです。

 

このマンガのいいところは「とにかく絵がきれい」というのもあるのかなと思います。

「絵がきれいなマンガは良いマンガ」というのは我が家に伝わる教えなのですが、この作品は扉絵やカラーイラストがどれも美麗なのがすごくよいです。

キャラクターの絵もそれぞれの個性に合わせた顔や体型で、とてもいいと思うんですよ。ワンパターンのキャラクターじゃないというところが。

あと「カバー下が面白い漫画は面白い」というわたしの中の格言がありまして、これもまさにそれですねw 2巻のやつ「ちち(うそつき)はは(やばん)」というの激しく笑いましたw

 

とにかく面白いです。四巻が楽しみです。

次は何を読もうかな。