めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

【番外編】ファイナルファンタジークリスタルクロニクルの話

スイッチでリメイクが出るので皆さん知ってますかね。わかんないけどこのゲーム、ファイナルファンタジークリスタルクロニクルはわたしの青春のゲームでした。

ひとりでちまちま進めたり友達とワイワイやったり、バテン・カイトスとか黄金の太陽とかマジカルバケーションと同じくらい、わたしの中学時代を明るくしたゲームです。

 

なんでいきなりこんな話を始めたかっていうと、こないだ車のBGMにこのゲームのサントラ流して(このゲーム音楽が絶品なのです)、ああ懐かしいな、ソフトは処分しちゃったんだっけ……てなってるときにメルカリで300ポイントもらったんですよ。

300ポイントなんて何が買えるかよと思って、ふと「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」で検索かけてみたら、400円で出品されてたんですよね……。

なんこれ手数料込みで200円で買えるじゃんとコメントつけたら値引き交渉してないのに10円値引きしてもらいました。実質190円で、青春が帰ってきたのです。

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これ。

で、きょう到着して、早速ゲームキューブを出してやってみました。

まずはオープニングがいい……透き通る歌声と美麗な映像、と思ってたら、いまどきのゲームに慣れてしまったわたしでは美麗な映像と思えるほど綺麗だと思えなかったんですよね……。中学の頃あれだけきれいだと思っていたものが、こんなにちっぽけに見えるなんて……と。

とりあえず気を取り直してキャラクターを作るぞ、とゲームを始めました。

キャラクターは「クラヴァット」「リルティ」「ユーク」「セルキー」の四種族×4パターンのキャラクターデザイン×性別から選べます。各種族特徴があって、クラヴァットは防御、リルティは攻撃、ユークは魔法、セルキーはスピードにそれぞれ特化しているといった感じです。

中学時代このゲームに手を出したのは、ゲーム雑誌に出ていたセルキーの男の子がマジバケのカシスきゅんに似てたからで、セルキーの男の子で「ソーダ」って名前でやってました。

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切れちゃってるけど端っこの「うるふへっど」くんがカシスきゅんに似てたので、キャラクターを選べると知るまでこの子で遊ぶつもりでしたが、「べあふぃすと」くんのバンダナ巻きが可愛かったのでソーダくんは「べあふぃすと」くんだったなあ。懐かしい。

で、今回はクラヴァットでプレイすることにしました。

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「むぞうさ」くん「ずきん」くんも可愛いのですが、ここはあえて「へあばんど」くんを選びました。赤毛って可愛くないすか。

キャラクター名はわたしの本名をもじった名前なのでとりあえずへあばんどくんと呼ぼうと思います。

なんというか、FFって本編を遊んだことがないのですが、FFってイケメンキャラが主人公ないし準主人公のイメージあるんですよね……女の子より男前で遊びたくてこんなことに。

 

そういうわけで鍛冶屋の息子へあばんどくんは旅に出たのですが、懐かしすぎて泣きそうでした。

最初のダンジョンであるリバーベル街道でゴブリンに追いかけられながら戦い(思えばケアル以外の魔法と必殺技使わなかったな……)、ボス戦に突入して思い出す。

 

リバーベル街道のボス、でかいカニだ。

 

……アクタガワーッ!!(錆喰いビスコファンの悲痛な叫び)

 

カニさん、甲羅に武器刺さっててかわいそうなのです。戦う気分は山手線ですよね……へあばんどくん山手線と同じことしてる……

カニさんは案外素早く動いて飛び跳ねたり魔法使ったりしてくるんですけど、どれもそんな火力ないんですよ。むしろ道中のゴブリンのでかいやつのほうが一撃のダメージは大きいような気がします。ゴブスレか。

とにかくカニさんをやっつけ、心の中でカニクリームコロッケを食べたときと同じ反省をしました。ごめんよアクタガワ。

 

続きをやるかはわかりませんがなかなか楽しくて懐かしくて切なかったです。中学時代わりとリアルに、瘴気を吐き出すモンスターの乗った隕石落ちてこないかなって思ってましたもん。わたしなんかは即淘汰されるのでしょうけれど。

間違いなく傑作だと思うので、スイッチ版のリメイク流行るといいなあ。