めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

【シリーズ】なつぞら第10週

今週もなかなかよかったです、なつぞら

 

なつがアニメスタジオで仕上げの仕事を始めるのですけど、仕上げの現場は結婚前の若い女の子が花嫁修行のついででやってる……というかんじでした。

そこでなつは、亜矢美さんセレクトのド派手ファッションに身を包んで働き出すわけです。そして、そのド派手ファッションゆえ、動画スタッフの麻子さん(通称マコさん)に思い切り誤解されます。男漁りにきていると思われるわけです。

でもなつは熱心に、動画制作をしている部屋のゴミ箱からボツ原稿を拾ってきて勉強して、自分で動画を描いてみるわけです。それをマコさんがなつが描いたと知らず絶賛し、その絵をプロがきれいにしたものが採用されます。

それでなつは改めて動画制作のテストを受ける……のですが、枚数こそ描けたものの不合格になります。それでも勉強しつづけるなつは、努力の天才なのではないでしょうか。

 

今週印象的だったのは、なつの仕上げの先輩・モモッチちゃんのセリフ「好きなことを仕事にしてるんだね」「お金には不自由してるけど」の流れでしょうか。モモッチちゃん、高校の求人募集を見て他の仕事より面白そう、と仕上げの仕事を始めた子なのですが、もしかしたら進学して高学歴でないとできない仕事がしたかったのかなあ……と。

あとなつが派手な服装になるのを気にして、亜矢美さんにもうちょっと地味なの、というのですが、亜矢美さんが「じゃあ男漁りを認めるわけ? (意訳)」というのがよかったです。ここで地味な服装にしたら誤解されたことを本当だと認めるわけですから。

なによりなつのド派手ファッション、かわいいんですよね。昭和レトロで。

あと久々に登場した雪次郎が咲太郎に「人形の家」のポスターを見せられて感激するなか、なつが「人形の家ってちっちゃいの?」って言うのツボりました。雪次郎と咲太郎を亜矢美さんが「よっご両人!」って大衆演劇の掛け声みたいにして呼ぶのもおかしいw

あと十勝では天陽くんが絵で賞をもらうのですが、相変わらず天陽くんの家はまずしくて、なにより親に「なっちゃんは諦めろ」って言われてるのが切なすぎて。なんだこれ悲しいぞ。

その一方で天陽くんまで巻き込んで小芝居して照男兄さんが砂良さんにプロポーズするのですけど、必ずおいしい暮らしをさせる……みたいなことを言っていて、おまえはごちそうさんのめ以子かと。照男兄さんはクマのかっこうをしてプロポーズするのですが撃たれそうになってました。そして砂良さんは「撃つときは自分で撃つ。それ(ライフル)嫁入り道具にちょうだい」とパワーワードを発するのもおかしかったです。

今週のラストは天陽くんがなつを描いた絵をオレンジ色の絵の具で塗ってなつを消す……そして涙をこぼす、というものでした。切なすぎる。なつがやりたいことをするのを後押ししたのは天陽くんなのに、天陽くんの思いは報われることがないというのは。

 

来週はついになつが原画に参加できるみたいです。どういう理由なのかな。

あと今週はナレのウッチャンがかっ飛ばしてました。ヒロインに注意するナレw

子役週と十勝編がベラボーに面白かったので、東京編大丈夫かと思ってましたが問題ナッシンでした。がんばれなつ。

 

来週も楽しみです。