めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

なつぞら第21週の感想

今週はなつの妊娠出産の話で、一生お一人様で生きるつもりのわたくしには縁遠い世界だったのですけど、それでもわたしなりに感動したりいいなと思うシーンやエピソードは結構あってですね。

まずはNHKよ、NHKには赤子が湧く泉でもあるのか。出産直後シーンで登場した赤子、超採れたてぴちぴちでは??

なつがおんじに名前をつけてほしいとお願いするシーン、第1週で「それでこそ赤の他人じゃ」って言ってた関係とは思えないじいちゃんと孫感があって。富士子さんに「母さんみたいになりたいの」って言うなつすごくよくて。詳細には覚えてないのですが「なれるしょや、わたしの娘だもの」って言う富士子さん、第1週で「あの子の母親になる自信がない」と言っていたのを思い出すと胸熱ですよね……。

そして坂場くんがめっちゃよい夫でありよい父親でして、料理もするし買い物もするし子守りもするし、何だお前尊いぞとなりました。

赤子にはおんじが「優」と名付けたのですが、優ちゃんと昼寝する坂場くんの尊みがすごい。優ちゃんに敬語で話しかける坂場くんの尊みがすごい。優ちゃんぜったい語彙のやたら多いめんどくさい女の子になるぞ。

週の頭のほうに戻るのですが、なつが産科に行ったときに、よそのお母さんが小さい女の子を連れていて、その女の子がお母さんのお腹の弟か妹になつが描いているアニメの魔法使いの呪文を唱えるんですけど、そのあとでなつが職場の後輩に「子供がそんな細かいところまで観ているでしょうか」って言われて「そう思うならアニメなんかやめなさい」って言うんですよね。ド正論。小さいころアニメのモノマネをした記憶は大概の人にあるかと思うのですが子供ってめっちゃ観てますよね……。

で。そういう幸せなエピソードが進行する中で、保育園という現実が現れます。坂場くんはマコさん下山さんのマコプロダクションで一年後から働く予定で、1歳児を預かってくれる保育園を探すのですが全て落ちてしまいます。どうすんのこれ……。

モデルの人はシッターさんを雇ったらしいのですが、そもそも保育園が朝ドラに出てくるのが貴重では。べっぴんさんでチラッと出てきたくらいかな。あと半分、青い。学童保育が出てきたっけ。

ちなみに福祉事務所の窓口のおばちゃんはパズーの中の人です。海賊王に俺はなる。

それからマコプロダクションで手がけることになった作品が「三代目カポネ」というのですけど、モデルはもちろんあの作品ですよね……。キャラクターのデザインがチラッと出てきたのですがピカレスクロマンとして普通に面白そうでした。NHKさんたのむホントに作ってくれ。

今週なにより面白かったのは、アニメ制作をしていたころあれだけ通じない話マンだった坂場くんが、すごく理解ある夫、理解ある父親になったことでしょうか。

あとなつが陣痛のさなか「母牛になった気分」って言ったり出産シーンに子牛が生まれる様子の映像が挟まるのがおかしくてwあとナレのウッチャンパパが「わたしの孫が生まれました」とか言ってるのもおかしいw

 

一生お一人様で生きるつもりのわたしですが、今週もとてもしみじみと面白かったのはすごいです。自分には縁のない世界ですが、優ちゃんの可愛さには顔面の筋肉が緩みました。

来週はどうなるかなあ。もうクランクアップしてるんですよね。最後までついていきます。