めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

銃夢火星戦記8(木城ゆきと著)の感想

 ブログ書くの遅くなりましたが、こんなん読みました。

 ひえー。残酷きわまりないバトルシーン連発のものすごい本でした。

 

 これ、発売日当日に公式ツイッターが告知してて、「知らなかったよ!!!!」となったやつです。もうちょい早く教えて欲しかった、あるいは見逃していたのか。

 買ってきてワックワクで読んで、「いかん前の巻を読まんとさっぱりわからん」となりまして、きょうようやっと前の巻から続けて読めた次第です。

 銃夢火星戦記、全体的にヒキっつうんですか? 前の巻から繋がるところが弱めで、毎度毎度前の巻を読まねばならないやつをやっています。めちゃめちゃ面白いのでそこだけが残念です。こりゃあ完結したら無印からラストオーダーからぜんぶ読み返すことになるぞ。

 

 今回はエーリカがすっごい悪い子で、ああだからこの子は火星戦記一巻(だったと思う)のガリィとのバトルにつながるんだろうなあ……と思いましたです。

 それからヤコレワさん、美貌の女軍人なのはすっごい好みなんですけど、実際のところバケモノではないですか。ほかにもヤベェバケモノがぞくぞく出てくる、とにかくひたすらにヤベェ本でした。

 エーリカの悪がヤコレワさんやジャポロに単純に利用されてしまうの、なんかそういう特撮方面の格言があったなあと思います。特撮詳しくない(というかセイバーから見始めた超にわか)のですが。

 この時点ではヨーコ、つまりガリィがただの小さい子なんですよね。あのヤバい戦闘力はどこから始まるのかワクワクしております。やっぱりカオフマンのクアンが助けにいくのでしょうか。次の巻が楽しみですがやっぱり読み返しつつになるんだろうなあ。

 

 あと巻末に世界で愛される「銃夢」のレポートが乗っていて、それがめちゃめちゃ嬉しかったです。やっぱハリウッドで映画になった漫画なので、そりゃ世界中で愛されて当然ですよね。でも世界中のひとがガリィ、あるいはアリータに夢中というのはとても嬉しいです。

 やっぱり叔父上の物置から無印かっぱらってきてよかった。こんなスゲェ漫画、なかなかないっすよ。無印のサイバーな感じもラストオーダーのバケモノぞろぞろの感じも、火星戦記のサバイバルな感じもとても好きです。次の巻いつだろ。

 

 漫画の感想書くって難しいっすね。小説ほど内容がギッシリしてないからっすかね。でもとても面白かったし続きが楽しみなやつです。前の巻を読み返してから読めばなおよしです。オススメです。

 

 ……でもたまにノヴァ博士出してほしい。キャハハハハ!