あけましておめでとうございます(盛大に遅刻)。
今年もよろしくお願いします。今年一発目の読書感想です。
これ初めて読んだやつでした。あらすじは調べてくれ。
ドラえもんが敵に捕まって壊れてしまって、宇宙のどこかの海底に沈んでいるのをスペアポケットから助けるんですけど、スペアポケットを見てしずかちゃんが「パンツ?」って言うのがおかしいです。
お話はこれまた深い展開でして、ロボットと人間の社会の話なんですが、F先生ロボットに支配された世界好きだな……と思いました。鉄人兵団しかり。SFの王道なんですね、システムに管理された世界……。
つぎ!
今度はファンタジーですね。例によってあらすじは調べてくれ。これも初めて読みました。
のび太くんは寝て夢を見るのがとことん好きだなあ……と思うと未来には見たい夢を見られる機械があるんですか。素晴らしい。欲しい。
「バームクーヘンマン」っていう夢のカセットがあるみたいなんですが、バームクーヘンマンもお腹の減った子供に顔を分けてあげるんでしょうか。
で、のび太くんたちは夢の世界と現実世界の混じり合う不思議な冒険をするんですが、しずかちゃんがお姫様に配役されているのに冒険に飛び出すあたりがとてもよい。しずかちゃんは守られるだけの女の子じゃないという。
あと道中で竜と戦うんですが、西洋風の世界だというのにどう見ても十二支の竜だ。のび太くんの優しさが遺憾なく発揮されていてよいですね。
究極の夢オチなんですが、夢オチだとしてもその前提がしっかりしていれば夢オチにならないんだなあ。勉強になりました。
これも読んだ。
これは子供のころ読んだ記憶があるのですが、地底世界がこんなにしっかり描かれていたのかとびっくりしました。
夏休みの宿題に地球を作って観察するってスケールがでかい。これを宿題として提出できるということはドラえもんはもう学校にも認知されているわけですか。
地球を作るひみつ道具は他にもあった気がしますが、ビッグバンから始まる宇宙創世はスケールが大きいですね。のび太くんたちにそっくりな人がチラホラ出てきて時代が進むのが大変面白い。いけにえの娘……。
しずかちゃんが宗教戦争に心を痛めているのがとてもいい神様って感じします。
とまあこんな感じでしょうか。大長編ドラえもんはストーリーの構成が巧みで面白いです。
今年もゆるゆる頑張ります。