めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

裏世界ピクニック5 八尺様リバイバル(宮澤伊織著)の感想

楽しみにしていた裏世界ピクニック5巻読みました。

なんで電書になっちゃうんだ……ふつうに紙の本買ったんですが。

きのうパソコンを起動したらアップデートがうんたらって出てやることなくなっちゃって、その間読んでたんですが、最高オブ最高でした。

ラブホ女子会の話めちゃめちゃ楽しかったです。空魚ちゃん、酒は飲めども飲まれるなだぞ……みんなですっぽんぽんになって踊ってたって酒の力は恐ろしい。

次のお話は鳥子ちゃんがいかに空魚ちゃんに執着しているかがチラチラ見えてすごかったです。挿絵の迫力がやばい。これが巨大感情というやつなのか……。

鳥子ちゃんが通う大学を選んだ動機がなんとも悲しいです。空魚ちゃんはやりたいことがあって大学を選んだのに、鳥子ちゃんはそういう「夢」とかがこれといってない人生を生きてきたんですね。

マヨイガのエピソードも興味深い。まさか裏世界で暮らしている人間がいるとは。空魚ちゃんのチャイナロリと鳥子ちゃんの王子様スタイル、想像するだに似合ってそうでたまらない。あとその肉は食って大丈夫なん……?

最後の話はなかなかおぞましくてたまらんやつでした。空魚ちゃんと鳥子ちゃんの助けた子供、大丈夫なんでしょうか。明らかにおかしくなってるんですけど……。

 

とにかく今回もむちゃくちゃ面白かったです。鳥子ちゃんの内面とかホントに裏世界でピクニック(ただし銃器を持ってですが)してる感じとか。

わりと日常回って感じですね。面白いです。アニメ化もジュニア版も納得です。ジュニア版、子供のころ裏世界ピクニックを読んで性癖を歪められる子供さんが続々出てきて新しい文学を生み出してくれるんだろうなと思うと楽しみです(悪い人間の考え方)。

アニメ版はふだん使ってる動画サービスで見られるのかな……ダメならニコ動の垢また作るしかないか……。

 

というわけで大変よい読書でした。面白かった〜。キャラクターの関係性がとてもよい。

余談ですが、わたしの住んでるとこだと発売日翌日でないと本を買えないのですが、発売日翌日に本屋に行ったらまだ棚に並んでなくて、店員さんにバックヤードから出してきてもらったんですけど、「きょう発売なので」と盛大な嘘を言われました。いや田舎の本屋にそれを期待すんのが間違いなんだけどさ……。

その本屋売れる本しか置いてないので、裏世界ピクニック4巻発売のときはなかったんですよね。アニメ化で入れたな、と思ってます。

 

とまあこんな感じでしょうか。

裏世界ピクニック、安定して面白いです。オススメです。