どうも、最近デジタル画面を見るのが辛い金澤です。目があ……。
というわけで漫画の話をしようと思います。
ようやく既刊読み終えたのですが、これすっごい面白いですね、個人的には4巻の「たぬきのエルドラド」が好きでした。絶対にたぬきの気持ちに気付くキャラデザ笑いました。
なぜか貧乏学園生活してる百目鬼氏がせつない。というかこの2050年の世界はいまの時代との間に戦争とかしてたんですかね?軍の話がいっぱい出てくるし。
あとこの女子高生たち、銭湯大好きですね……。
4巻で浅草氏が財宝を発見したときの「田園調布に家が建つ」というセリフ、浅草氏みがあってよかったんですが、しかしなぜ2050年の高校生がそんな言葉を知っているのか……。
深くて面白いです。また通して再読したいなあ。えねっちけーさん、放送するアニメがなくなったらぜひ映像研を再放送してください。
で。買う予定はなかったのですがうっかり買ってしまいました。
最後のしずかちゃんと犬のペロの話がすごく泣ける……。
「ソーナルじょう」、のび太くんがいかに想像する力のある子供か、というのを体現していてよいですね。学校の勉強は苦手だけど頭は悪くないというか。てかいま思ったんですけど頭が悪いってひどい言い方ですね?!
「ゆめの町、ノビタランド」、楽しそうすぎてわたしがドラえもんに求めるものはこれだ!!となりました。オチまで秀逸。
昔はこうやって子供が町で遊んでたんですねえ……いまもう空き地ってないですよね。
わかりやすくて楽しいものから考えると深いものまで、藤子・F・不二雄先生の、読者の年齢に合わせて話のレベルを調節するパワー半端ないっす。
そして「白ゆりのような女の子」でのび太くんのパパの戦時中の出来事を描くわけですが、ってことはのび太くんのパパは生きていたらもう90近いということですか。
ちゃんと覚えてるわけではないのですが、他にも戦時中を描いたエピソードが後々の巻にあるはずなので(動物園の象の話とか)、のび太くんの暮らしている時代というのは戦争がそう遠い昔のことではないのですね。
昔の友達で「音楽と漫画にはお金を惜しまない」という名言を発したやつがいて、そいつのように本にはお金を惜しまないで生きていけるようになりたいです。
でもきょう、本屋でツインスター・サイクロン・ランナウェイを見つけてドラえもんとどっち買うか悩んだんですよね……うう……ほらいま勇魚読まなきゃないから……うう……。
勇魚、下巻を読んでますがめちゃめちゃに面白いです。なんだこの傑作……!
さて、来月はSPY×FAMILYの新刊が出るぞ。来月こそたくさん本を読みたい。