めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

なつぞら第19週の感想

コミケ真っ最中に失礼します。今ごろキノコモリキャラバンは売れているのだろうか……。

今週もとても良かったです、なつぞら

 

今週は十勝が舞台でした。とても明るい一週間で、坂場くんが牛のフン踏んですっ転ぶところから始まります。

おんじの「きっとってなんじゃ」つよい。坂場くんは牧場の人たちに農業というのは素晴らしいという話をするのですが、よくわからないで流されます。

でもおんじが坂場くんに職がないのをとがめたとき、牧場で働いている悠吉さんが「でも頭がいいからソロバンで」みたいなことを言うんですよね。都会の頭脳労働者の印象だったのでしょうか。坂場くんは牧場の労働を素晴らしいと感じていたのと対照的だなあと。

そしてまた農協の工場建設がピンチという騒ぎに巻き込まれるなつたちですが、前代未聞の「組合好き」の坂場くんがなつにずっとついて歩くんですよね。そして農協の会議で、悠吉さんの息子で同じく柴田牧場で働く菊介さんが、坂場くんの言ったことを借りて演説をぶつのです。そして農協の考えがまとまり、工場建設で決定します。

 

今週は懐かしい人盛りだくさんでよかったです。

なんと番長とよっちゃんが結婚して子供が二人とお腹に一人という大変なことに。倉田先生はなつや坂場くんの作った映画を観ていました。

なんというか、坂場くんがまるでなつの同級生みたいに馴染んでいるのが面白い。そして坂場くんはなつのふるさとの人たちに、とても優しく受け入れられて、だんだんと穏やかになっていくのです。

農協で建てた工場で生産するバターは、「たんぽぽバター」という商標で売り出されることになるのですが、たんぽぽは春を告げる花、という話題が出てきます。第1話で子供のなつがたんぽぽを食べたということは、なつは「ありえない幸せ」の「春」を生きてきた、ということでしょうか。

そして天陽くん番長よっちゃん倉田先生なつ坂場くん夕見子のメンバーを、雪次郎が雪月に集めて新作のお菓子を出します。雪月は六花亭だとばかり思ってたら柳月という別の有名なお菓子屋さんだったようで、あんバタサンにあたる「おバタあんサンド」なるお菓子が出てきます。あ、雪月のみなさんの苗字は「小畑」です。

みんなで食べて美味しいと絶賛して、雪次郎は夕見子に結婚を申し込みます。夕見子は自分にはそんな資格はないと言いますが雪次郎もそれは自分も同じだと答え、とよばあちゃんは駆け落ちした話を聞いて感心したと言います。

というわけでめでたく2組結婚が決まるのですが、とよばあちゃんは「柴田のじいさんと親戚になる……」と言い、おんじは「雪月のばあさんと親戚になる……」といいます。まさに前前前世からの因縁w

それからチラッと出てきた坂場くんのお父さん、考古学の話しかしてませんでした。この親にしてこの子あり感すごい。

きょうは結婚式回だったんですが、演出が最終回のそれでした。なつは白無垢、夕見子は黒振袖、坂場くんはタキシード、雪次郎は紋付という不思議な雰囲気。

記念撮影でとよばあちゃんとおんじがモメてるのおかしかったです。あと坂場くんがずっと赤飯食べてるのも。

畳の和風結婚式なのにどでかいウェディングケーキが置かれてたのもおかしかったw

ナレの内村さんはなつの戦死した父親という設定なのですが、記念写真に「私も写りたかったけどやめておいた」というナレが入って、いやそれ心霊写真……となるなど。

 

農協の会議に向かうシーンで坂場くんがおんじと一緒に行くの、「真田昌幸豊臣秀頼だ……」と真田丸的な解釈をしました。生きてる時代違うけどな。戦ですな。

 

来週は赤子が産まれるようでえねっちけーの赤子調達力に期待です。

坂場くんはどこに再就職するんだろ……。

 

来週は頑張って3月のライオンナウシカ原作について考察したいです。それでは。