めんどくさがりの自分の尻を叩く読書ブログ

読書は好きだ。だがめんどくさい。だけれど面白い本を読みたい。だから感想を書いて尻を叩くというブログ。

【シリーズ】なつぞら第7週

今週も面白かったです、なつぞら……。

 

まずは確か月曜の、なつが天陽くんのところにいないと知った照男兄さんの取り乱しかたがすごかったです。やっぱりなつを家族だと思ってたんだなって。すごく印象的なシーンでした。

 

おんじがなつに出て行けと言うシーンの直後に、おんじがめっちゃ落ち込んでたのかわいいです。草刈正雄の有効活用ではないですか……。

 

そして富士子さんに「申し訳ない」というなつを、一発ぶって「これで帳消し」という富士子さんがカッコいいのです。富士子さん、序盤で「あの子の母親になる自信がない」と言ったのに、完全に母親になっている。

 

このドラマ最強のイケメンは夕見子説というのを推しているのですけど、今週も夕見子が夕見子でした。「だれがあんたなんかに振り回されるもんか」。つよい。

そしてこのドラマ最強の哲学者・天陽くんですけど、結局なつに想いをそのまま伝えることはなかった……と思っていいのかな。なつが東京でアニメという原野に向かうなら、自分も絵という原野に向かうのだ(意訳)と言うシーンが良かったです……。

 

今週から登場した阿川親子もとても良かった。内記さまです!真田丸の内記さまです!

照男兄さんが砂良さんに完全に惚れてるのを見て安心しましたよね。自分の道は自分で切り開いていく。

 

自分の言ったことに落ち込む泰樹おんじが雪月にしょんぼりしながら行くのもかわいいです。草刈正雄がパフェ食べてる絵は破壊力バツグンでした。草刈正雄の有効活用……。

字幕確認班によると初めてパフェを見たおんじはひらがなで「ぱふぇ?」と言っていたそうです。シワシワピカチュウなみのかわいさでは。

たぶん、おんじは雪月のとよさんに息子や孫を東京に送り出す話を聞いて、離れても家族だと納得できたのでしょうね。「東京で幸せになるならそれも親孝行じゃ」となつに言います。

しかし今度はなつが雪月に行って「わたしはずるい、じいちゃんを裏切った」と言い出します。めんどくさいなお前ら。

とよさんがすごくいいのです。雪月はただの「朝ドラ名物みんなの溜まる喫茶店」ではなく、とよさんのパワフルカウンセリングルームになっている。とよさんも姑小姑と戦い夫が女と豆の相場に手を出して子供と出てきたというハードモードな人生を語るのですがめちゃくちゃ陽気で深刻というより笑いましたよね……。

 

なつがアニメーターになりたいと正直に言って、おんじが「それでこそわしの孫じゃ」というの、九年かかって「それでこそ赤の他人じゃ」から本当の孫になったのだなあと感慨深いものがありました。十勝編は、孤独な少女なつが、本物の家族を手に入れるおはなしだったわけですね。

おんじの「東京を耕してこい、開拓してこい」というのは本当に胸が熱くなりました。そして真田の大殿のほっぺち!(真田丸観てないとわかんないすね……)

 

今日の回は卒業式のあとの様子だったのですが、番長がよっちゃんに公開プロポーズして秒でフラれるくだり笑いましたw倉田先生は最後まで魂の人だったしみんなでFFJの歌を歌うのもよい。

ああ〜番長もよっちゃんも倉田先生も見納めと思うとせつないんじゃあ〜。

 

十勝編これにて終了なのでしょうけど、どうか「一方その頃柴田家では」やってほしい……夕見子の大学受験はどうなるんだろう。

十勝編、贅沢なロケ映像をたっぷり見られて良かったです。俳優さんたち寒かったろうなあ。子なつロスの次は十勝ロスになりそうです。

 

来週からはまた東京が描かれるようで、東京のドロドロギラギラした世界にワクワクします。咲太郎お兄ちゃんまた出るー!

なつがどう夢に向かっていくのか楽しみです。